介護の未来を見据えた認知症支援のオンライン勉強会開催のお知らせ

概要

2025年4月22日（火）の18時から、株式会社ウェルビト主催のオンライン勉強会「生活の困りごとから考える認知症の方への支援」が開催されます。この勉強会では、高齢者の心理支援の専門家である臨床心理士・公認心理師の扇澤史子氏が講師として登壇し、認知症の方に対する具体的な支援のあり方について話します。参加は無料で、ケアマネージャーを対象にした内容です。

勉強会の目的

認知症は進行に伴い、日常生活の様々な場面で障害を引き起こします。しかし、個々の得意なことや習慣を活かすことにより、その困難さを軽減できることもあります。今回の勉強会では、そうした支援の具体的な方法を探ることが目的となっています。

記入されたアンケート調査の結果

ウェルビトでは、ケアマネージャーを対象に認知症に関する独自のアンケートを実施しました。約117名からの回答が集まり、認知症の方が抱える生活障害として以下のような点が挙げられました：

- 服薬管理の困難
- 金銭管理の混乱
- 外出や買い物の問題
- 食事準備や摂取の際の困難さ

これらは、特に認知症によって日常生活のあらゆる面での支障が出る傾向があるため、参加者には心当たりのある問題が多かった模様です。

勉強会の詳細

この勉強会はオンラインで行われ、質疑応答の時間も設けられます。皆様の質問には、講師が時間の許す限りお答えします。以下が勉強会の詳細です：

- 日時: 2025年4月22日（火）18時〜19時15分
- 会場: オンライン（Zoom）
- 参加費: 無料
- 講師: 扇澤史子（臨床心理士/公認心理師）。老年臨床心理学を学び、認知症を含む高齢者の心理支援経験が豊富です。

参加申し込み方法

参加希望の方は、以下のリンクからお申し込みが可能です。
勉強会の申し込みはこちら

認知症支援の重要性

厚生労働省の統計によると、認知症の高齢者の数は2022年で443万人、2040年には584万人に達すると推計されています。また、認知症様症状を含む軽度認知障害の高齢者も558万人を超えており、全体で1,000万人以上になると予測されています。このような社会背景の中で、ケアマネージャーが認知症の方を支える重要性は増しています。