六甲ケーブル運転再開、特別展示の魅力に迫る
2025年4月13日(日)、神戸の六甲ケーブルが長らくのリニューアル工事を経て運転を再開します。この再開を記念し、六甲山上駅では特別に「動くケーブルカー模型」の展示が行われることに決まりました。この模型は、神戸市灘区出身の工業デザイナーが、最新の3Dプリンター技術を使って情熱を注ぎ込んで製作したもので、実物さながらの動作を再現しています。
リアルな動作機構
この模型の特徴は、その精巧さとリアルな動作です。ケーブルカーの核心である滑車とロープを使った巻き上げ機構は、実際の六甲ケーブルとほぼ同様に作られており、勾配25°の傾斜を上下に走行する様子は、本当にその場にいるかのような雰囲気を醸し出します。このような動作機構を持つ模型は、日本国内に限らず世界でもあまり例がなく、鉄道ファンや模型愛好者にとって、見逃せない一大イベントとなるでしょう。
展示情報
展示は2025年4月13日(日)から5月11日(日)まで行われ、平日は午前10時から正午まで、土日祝日はさらに午後3時から5時まで走行実演が予定されています。ただし、模型の不具合等により展示内容が変更される場合があるため、予めご了承ください。
展示場所は、六甲ケーブル「六甲山上駅」内の専用スペースで、1/100スケールのケーブルカー模型が展示されます。実物に負けないリアルな動きが体験できること間違いなしです。
追加の記念企画
さらに、運転再開にあたって同日より「神戸ストリートピアノ」プロジェクトにも参加し、六甲山上駅にはレトロな深紅のピアノが常設されることになりました。このピアノの内部には、なんと小さな赤いピアノの模型も再現されています。音楽と模型の共演、ぜひ両方楽しんでください。
お問い合わせ
展示に関するお問い合わせは、神戸六甲鉄道株式会社の運輸部営業課(9時~18時)まで。電話番号は078-861-5288です。
ぜひこの機会に、六甲ケーブルの魅力や、近代技術による精巧な模型を体験しに訪れてください。神戸の新たな観光名所として、多くの方々の訪問をお待ちしております。
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