通信機器の購入と未使用実態、利用方法の変化を探る調査結果
スマートフォンやタブレット、ワイヤレスイヤホンなど、生活に密接に関わる通信機器は、日々の便利さを支える重要なアイテムです。しかし、その反面、使わなくなるリスクを抱えることも少なくありません。最近、エクスモバイル株式会社とプラスト株式会社が共同で行った「通信機器利用に関するアンケート調査」によると、実に約22%の通信機器が未使用のまま放置されていることがわかりました。
調査の概要
この調査は2026年4月6日から4月13日までの期間に、全国の20歳から59歳の男女500名を対象に実施されました。調査内容は、使われていない通信機器の実態やその理由、購入時の意識などについてのもので、通信機器の実態を見つめ直す良い機会となりました。
未使用の通信機器の実態
調査結果によると、「購入したもののあまり使っていない」または「まったく使っていない」通信機器があると答えた人は22.6%に達しました。この数値は、およそ5人に1人が未活用の通信機器を所有していることを示しています。特にスマートフォンやワイヤレスイヤホンの使用頻度が思ったほどでないことが問題視されています。使わなくなった機器のうち、以下のものが多く挙げられました:
- - スマートフォン:26.6%
- - ワイヤレスイヤホン:26.6%
- - パソコン:21.2%
- - タブレット:20.4%
- - スマートウォッチ:19.5%
これらの機器が使われなくなる理由
使われなくなった理由として最も多いのは、「思ったほど使う機会がなかった」というもので、これが38.1%を占めています。また、「新しい機種に買い替えた」という回答も31.9%に上っており、実際の使用状況と購入時の期待とのギャップが浮き彫りになりました。
購買行動に潜む盲点
調査では、購入時に「使わなくなるリスク」を意識しているかどうかを尋ねたところ、76.4%の人々がこのリスクを考慮せずに購入していることがわかりました。このことは、通信機器が生活の一部となり、「持っていて当然」という認識が根付いていることを反映しています。
買う理由と借りる理由
調査により、通信機器の利用方法には「基本的には購入」が53.2%と依然として主流であることが明らかになりました。しかし、「用途によって使い分ける」との回答も16.6%存在し、利用シーンによってはレンタルを選ぶ考え方も広がっています。また、レンタルへの関心が徐々に高まる中、「短期間利用ならレンタルが便利」という声も少なからず存在しました。これにより、利用方法の多様化が進んでいることが伺えます。
今後の視点
今回の調査結果からは、通信機器を購入することが必ずしも合理的ではないことが浮き彫りになりました。「必要性」を見極めてから購入することが、無駄を減らし、より効果的な使用を可能にするかもしれません。通信機器の進化や広告、SNSなどの影響を受けて、期待感で購入を決めてしまうことが多くなっています。これからは「所有するか」ではなく「どのように使うか」が重要な視点になりそうです。これにより、通信機器をより賢く、効果的に利用することが可能となるでしょう。