生成AI時代の創造性を考える徳井直生の新著『つくることとAI』
2026年7月15日、株式会社QosmoのCEOである徳井直生氏が、新著『つくることとAI 生成と複製のあいだで』(BNN新社)を出版しました。この書籍は、生成AIの進化がもたらす創造の変革について深く考察し、私たちが「つくる」ことの意味を問い直す内容となっています。
AIと創造性の新たな視点
生成AIの台頭によって、私たちの創作活動は劇的に変化しています。従来の手法に比べ、AIの助けを借りることで、文章や画像、音楽といった成果物を短時間で生み出すことができるようになりました。しかし、この便利さの影には、従来の「つくる」行為が持つ意味が薄れてしまうという懸念も存在します。
本書では、生成AIの本質を解明するとともに、これを創造的なプロセスにおける補助的存在として捉えるのか、それとも単なる道具として位置づけるのかという重要な問いを提起しています。徳井氏は、AIによる創作手法の発展を歴史的観点から詳述し、AIアートや自動化の視点からも解析を進めています。
徳井氏の経験から紐解く創造性
著者は自身の経験を基に、AIプロジェクトや制作活動に取り組んできた背景を紹介し、AIと人間との共創の未来について考察します。特に顕著なのは、約5年ぶりとなる本書でのアプローチの変化です。前著では「AIを使ってどう創造するか」という視点から始めたのに対し、本書では「AIが普及した今、私たちにとって『つくる』とは何なのか?」という問いを深掘りしています。
創作行為の価値を守るために
徳井氏は、AIが重視されるあまり、創作の楽しみやつくり手の主体性が見失われつつあると感じ、この書籍の執筆に至ったと述べています。AIの特性や限界を明らかにし、私たちが「つくる」ことを維持するためにAIをどう位置づけるべきか、またそのために望ましいAI技術のあり方を提案しています。絵画や音楽、文章をはじめとするさまざまなクリエイティブな分野において、AI技術の役割を再定義し、創作を楽しむ人々に新たな視点を提供する一冊です。
アマナグループのビジョン
アマナグループでは、AIを単なる業務効率化のための道具に留めず、クリエイティブな価値を生み出すための技術として活用しています。グループの一員であるQosmoは、「アートとテクノロジーを通じて人類の創造性を拡張する」というビジョンを掲げ、AIを活用した新しい表現の可能性を模索しています。
徳井氏の提起した「AI时代における人間の創造の意味」という問いは、アマナグループが進めるクリエイティブとAIの融合にとっても、中核的なテーマとなっています。今後もアマナグループは、人間とAIが共に創造する未来を見据え、創作活動を支える新しい価値の創出に挑戦し続けることを目指します。
書籍情報
- - タイトル: つくることとAI生成と複製のあいだで
- - 著者: 徳井直生
- - 発売日: 2026年7月15日
- - 出版社: 株式会社ビー・エヌ・エヌ
- - 定価: 2,500円+税
- - 仕様: A5判/224ページ
- - 購入URL: BNN
徳井直生氏の新著を通じて、生成AI時代における創造性の真髄に迫ることができるでしょう。