5大学が協力し挑む！健康とウェルビーイングの未来社会を目指す挑戦

大阪・関西万博と学生プロジェクトの未来

2025年に開催される大阪・関西万博は、未来社会の実験場としての役割を果たす場となっています。この万博の一環で、関西の5つの大学が連携し、「健康・ウェルビーイング」に関連する社会課題の解決に取り組んでいることをご存知でしょうか？今回は、その取り組みを紹介し、彼らの発表がどのように社会に貢献しようとしているのかを考察します。

5大学連携プロジェクトの意義

今回のプロジェクトには、森ノ宮医療大学を含む以下の5つの大学が参加しています：

- 関西大学
- 京都光華女子大学
- 甲南女子大学
- 武庫川女子大学

これらの大学は、医療、健康、福祉の専門的な知識を持つ学生たちが集い、共にアイデアを出し合い、課題を特定するところからスタートしました。その結果、50名以上の学生が参加し、5つのチームに分かれてさまざまな課題解決に向けて活動を行いました。

取り組みの中身

各チームが取り組んだテーマは多岐にわたります。以下にその一部を紹介します。

- TEAM1: 【学食革命】

学食を通じて「こ食」の改善を目指す。

- TEAM2: 【写真でつながるみんなの輪】

SNSを活用し地域のつながりを強化する。

- TEAM3: 【“てくもぐ”健康プロジェクト】

万博会場を通じて食文化を知る。

- TEAM4: 【非常食スイーツの開発】

災害時にも美味しく食べられる非常食を目指す。

- TEAM5: 【簡単・安心な非常食の開発】

みんなが手軽に楽しめる食材を提案。

これらのプロジェクトは、ただのアイデア集に留まらず、実際の社会課題に対して具体的なソリューションを提示することを目的としています。

発表会の様子

6月29日、TEAM EXPOパビリオンでの発表会では、学生たちが取り組んできた成果を多くの来場者に向けて発表しました。梅雨明けの暑さにもかかわらず、多くの人々が訪れ、各チームの活動に対して高い関心が寄せられました。

ステージ発表では、学生たちが各々のプロジェクトについて詳しく説明。観客からの質問や意見も活発に交わされ、不明点や新たなアイデアが生まれる貴重な場となりました。学生たちは、「もっと深く考えたい」や「次回の活動に活かしたい」との声を上げ、意欲的な姿勢が印象的でした。

更なる挑戦に向けて

今回の発表はあくまで第一歩です。学生たちは、今後も社会に貢献できるような活動を続けていく意向を示しており、課題解決に取り組む中で、自らの成長も感じ取っています。「いのち輝く未来社会」の実現には、今後も継続的な挑戦と改善が必要です。このプロジェクトは単なる教育の一環としてではなく、未来を見据えた重要なステップと位置付けられています。