江戸の食文化の象徴「かつお節」の秘密を学ぶ無料講座開催

江戸の食を彩るかつお節の魅力

6月28日（土）、キッコーマン国際食文化研究センターが主催する食文化講座「江戸の食を彩る～かつお節・おいしさのひみつ」が東京本社のKCCホールで開催されます。午後2時からスタートする本イベントでは、伝統的な和食に欠かせない食材であるかつお節の歴史やその製造過程、さらにその風味の秘密を学ぶことができます。会場での参加は限定28名ですが、YouTubeでのライブ配信でも全世界から視聴可能です。

かつお節の重要性

かつお節は日本の食文化において重要な役割を果たしています。特に江戸時代に発展した食文化では、かつおだしが和食の基本となっており、しょうゆやみりんとの組み合わせは、その魅力を一層引き立てます。カツオから作られるこの乾燥した魚の加工品は、その風味と香りのおかげで、家庭料理から高級料理まで幅広く使われています。しかし、最近ではかつお節の仕込みや削り方を知らない方も多いのが現状です。

講座の内容と講師

今回の講座では、株式会社にんべんの荻野目望氏がかつお節について深く掘り下げて解説します。荻野目氏は、東海大学海洋学部水産学科を卒業後、にんべんに入社し、かつお節及びその関連商品についての研究と開発に携わってきました。講座参加者は、実際にかつおだしのきき味を体験しながら、荻野目氏の知識を間近で学ぶことができます。

参加方法

この講座に参加を希望する方は、事前に申し込みが必要です。会場参加は定員が28名のため、応募者が多い場合は抽選となります。YouTubeライブ視聴も事前応募制で、参加費はすべて無料です。申し込みはキッコーマンの公式ウェブサイトから行えるほか、事務局から視聴用のURLが配布されます。アーカイブ視聴が可能な期間も設けられており、2025年8月29日（金）まで何度でも再視聴できるのが魅力です。