IoTカード「スマートプレート」:新しい情報連携の形
最近、株式会社アクアビットスパイラルズから発売された「スマートプレート」が注目を集めています。この製品は、スマートフォンと連携して様々なデジタルコンテンツを簡単に表示できるカードです。その特長は、NFC(近距離無線通信)とQRコードの両方に対応している点です。
コンパクトな情報端末
スマートプレートはプラスチック製のICチップ内蔵カードで、スマートフォンをかざすかQRコードを読み取ることで、特定のWebサイトやSNSページ、連絡先情報など多くのオンラインコンテンツを表示可能です。カードの所有者は、専用アプリを使っていつでもコンテンツの更新や利用状況の確認ができ、他者には管理権限がないため安心して利用できます。
開発の背景
スマートフォンでアプリやウェブを簡単に起動できるNFC技術が注目される中、それをより使いやすくするために開発されたのがこの製品です。従来のNFCタグは、コンテンツの変更ごとに新しいタグを作成する必要がありましたが、スマートプレートではユニークなID(Plate.ID™)を通じて、クラウドサーバーでコンテンツとリンクするため、何度でも設定変更が可能です。
スマートフォンアプリで簡単管理
カードの設定管理は「Smart Plate App」により行います。このアプリは現在Android版が公開中で、iPhone版も近々リリースされる予定です。利用者はアプリ内で特定のカードを選ぶだけで、リアルタイムでコンテンツを変更できます。さらに、アクセス数に基づいてランキング表示も可能です。
多彩な描画モード
このスマートプレートは、単一のコンテンツを表示するだけでなく、複数のコンテンツを同時に表示したり、ランダム表示や抽選機能も備えています。これにより、さまざまな利用シーンへの適用が可能になります。例えば、店頭からの直接オンライン購入への誘導やSNSアカウントの開設促進などが実現できます。
活用例
- - ホームページや製品情報の表示
- - QRコードを使った顧客のトラッキング
- - SNSアカウントへの誘導
- - オンラインストアへの直接リンク
エンタープライズ向けの展開
アクアビットスパイラルズは、今後エンタープライズ向けにクラウド管理機能を持った「スマートプレート・クラウド」のリリースを予定しており、企業の運用を効率化することも目指しています。
未来のIoTの一部に
IoT(Internet of Things)の未来を感じさせるスマートプレートは、誰でも簡単に利用できるデバイスとしての地位を確立しています。アクアビットスパイラルズは、様々なモノと情報をつなぐ新たなエクスペリエンスの普及を目指しています。
スマートプレートに関する詳細は、公式ウェブサイトやAmazonで確認できます。新しい情報連携の形を体験してみてはいかがでしょうか。