創業90年の印刷会社千修が「攻めの採用」を実現した方法とは

創業90年を迎えた千修の挑戦

株式会社千修、創業から90年以上の歴史を誇るこの印刷会社は、昨今の市場環境の変化に適応すべく、自らをプロモーション企業へと進化させてきました。1931年に設立され、印刷業からスタートした千修は、現在ではウェブサイト制作やSNS運用、広告宣伝、イベント企画などを手掛ける総合プロモーション企業としてクライアントのニーズに応えています。

しかし、長年の間、採用活動においては「有効母集団の形成」が大きな課題となっていました。具体的には、エントリー数が多くても、実際の会社説明会に足を運んでくれる学生の多くはクリエイティブ職を希望する者ばかりで、求めるディレクションや企画職の応募が集まりにくいという現状があったのです。

JOBTV導入の背景

このような状況を打開するため、千修は株式会社ベクトルが運営する動画就活サービス「JOBTV」を導入しました。JOBTVは学生に直接アプローチできる手法として、多角的な支援を提供しています。製品やサービスの宣伝に加えて、学生との直接コミュニケーションを図ることができるイベントも提供されており、千修にとっては非常に魅力的な選択肢となりました。

今後の採用活動を見据えたとき、特に重要なポイントはリスクヘッジです。JOBTVではパッケージ化された複数のアプローチを提供しており、例えば媒体掲載だけで成果が得られなくても、他の手段で補填できる安心感がありました。

JOBTVの具体的な成果

2026年度の新卒採用において、JOBTVを導入してから間もなく、企業カルチャーにマッチする2名の学生から内定の承諾を得ることができました。特に評価されているのは「採用の質」です。内定を決めた学生は他の業界も視野に入れつつ、千修の企画営業職を選択しました。これはJOBTV主催の対面型就活イベントに参加し、相互理解が深まった結果だと考えています。さらに、内定者の中には音楽に関する経験を持つ者もおり、千修が保有する吹奏楽団への参加にも興味を示すなど、企業文化に合った人材と出会えたことは大きな成果でした。

今後の展望

今後、千修はJOBTVを大手ナビサイトと同様に採用活動の主要な軸として位置づけ、さらなる連携を進めていきます。これによって、当社は「攻めの採用」を推進し続け、優れた人才の獲得を目指します。

JOBTVを導入検討している企業へのメッセージ

千修のコーポレートコミュニケーション部リーダーである清水氏は、「JOBTVは採用の打ち手の幅を広げ、さまざまな活路を見出せるサービスです」と話します。特に、他の媒体での施策が限られてしまう場面でも、JOBTVではアドバイザーとフランクに相談し、試行錯誤できる体制が魅力です。企業の魅力を最大限に伝え、学生と深くつながるためには、非常に心強いパートナーとなるでしょう。

これからもJOBTVは、老舗企業を含む多くの企業が、そのカルチャーに合った人材と出会える機会を提供するために、時代に合った多角的な採用支援を実施していく予定です。