Luxury2.0で旅の未来へ
2023-08-21 07:00:02
富裕層向けトラベルプラットフォーム「Luxury2.0」始動!三重県発スタートアップが描く革新的な旅の未来
三重県発のスタートアップ企業、株式会社BMMが、富裕層向けトラベルプラットフォーム「Luxury2.0」の開発を発表した。同社はこれまで、地方自治体向けのプラットフォーム構築支援やDX支援など、デジタルテクノロジーを活用したコンサルティング業務を行ってきた。近年は「旅するオフィス」をテーマに、地方の観光事業における課題解決にも積極的に取り組んでいる。
2023年2月には、エアモビリティチャーターアプリ「AIRC」をリリース。このアプリは、ユーザーとエアモビリティをマッチングすることで、ヘリやプライベートジェットを簡単にチャーターできるサービスだ。行きたい場所を入力すれば、30秒で予約が完了し、ピックアップ場所を入力すればハイヤーがヘリポートまで迎えに来てくれるという、至れり尽くせりのサービスを提供している。
「Luxury2.0」は、従来のパッケージ旅行とは一線を画し、富裕層のニーズに合わせた、より自由で個性的な旅行体験を提供することを目指している。その瞬間の衝動に従って行動する旅行を「ラグジュアリートラベル」と定義し、富裕層が「知らないこと」「行けない場所」を減らし、より多くの感動に出会える旅を実現することを目指している。
例えば、現地で得たマイナーな情報によって、衝動的に行き先を変更したり、SNSで見つけた秘境へ思い立って旅に出かけたりすることが可能になる。このような柔軟な旅行スタイルは、従来の旅行では得られなかった特別な体験を提供するとBMMは考えている。
「Luxury2.0」は、単に富裕層向けの旅行サービスというだけでなく、地方経済の活性化にも大きく貢献すると期待されている。あまり有名でない地域であっても、観光客増加が見込め、地域の魅力を再発見するきっかけとなる。
BMM代表取締役の増田晋太郎氏は、「世界のホテルを作りたい」という夢を抱き、神奈川県から伊勢志摩に移住。地方の課題や日本の素晴らしさを肌で感じ、富裕層のアナログなやり取りをDX化することで、トラベルの活性化=地域活性につながると確信したという。
「Luxury2.0」は、ヘリやプライベートジェットのチャーターだけでなく、宿泊やレストラン、アクティビティに関する予約もAIチャットを用いて一括管理できる総合プラットフォームへと進化していく予定だ。これにより、旅程確定までに生じるやり取りを最小限に抑え、顧客のニーズに沿ったマイナーな目的地も提案可能となる。
「AIRC」は、すでに富裕層向けにリリースされており、今後の展開が注目される。BMMは「Luxury2.0」を通じて、日本だけでなくアジア、世界とトラベル業界を変革し、多くのお客様に「感動を身近に」することを目指している。
会社情報
- 会社名
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株式会社Blank Marketing&Management
- 住所
- 三重県志摩市阿児町鵜方4057-1うがたファミリープラザ1階
- 電話番号
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0599-52-0676