ベテリナリーシンポジウム
2024-08-07 10:32:26

獣医療関係者が集結した「ベテリナリーシンポジウム2024」の成功

獣医療関係者が集結した「ベテリナリーシンポジウム2024」の成功



2024年7月7日、東京都中央区に位置するベルサール東京日本橋で、ロイヤルカナン ジャポンが主催する「ベテリナリーシンポジウム2024」が開催されました。本イベントは、獣医療関係者を対象とし、業界の持続可能な発展を支援することを目的に、毎年行われています。今回は第26回目の開催であり、「犬のアトピー性皮膚炎と慢性腸症のための栄養戦略アップデート」をテーマにしました。

会場には、161名の獣医師など関係者が参加しました。また、7月10日から31日までの期間、特設サイトでのアーカイブ配信も行い、従来の会場参加者だけでなく、オンラインでの参加者も加え合計2,000名を超える関係者がこのシンポジウムに参加しました。本シンポジウムは、専門性の高い犬と猫の健康に関する情報を共有する貴重な場となりました。

講演内容の概要



犬アトピー性皮膚炎の栄養戦略



シンポジウムでは、伊從慶太先生が、「犬アトピー性皮膚炎(CAD)の最新治療法と食事管理」をテーマに講演を行いました。CADの初発年齢や好発品種、皮膚症状の観察法等、多岐にわたる情報が提供されました。また、CADの診療のステップや診断における重要なポイントも解説され、特に食事管理が治療成功に不可欠であることが強調されました。療法食や栄養療法が、皮膚のバリア機能を高め、痒みや皮膚炎を軽減する役割を果たすことが詳細に説明されました。

犬の慢性腸症に関する新たな知見



福島建次郎先生による「犬の慢性腸症と蛋白喪失性腸症 診断・治療・栄養療法のアップデート」も注目されました。この講演では、慢性腸症の診断やアルゴリズム、治療における食事療法の重要性について紹介されました。愛犬の腸疾患に対し、多くの症例が低アレルゲン食に反応し、数週間で良好な改善が示されることが確認されました。

オンラインコンテンツの充実



さらに、特設サイト上では、講演のアーカイブ動画に加え、犬や猫の消化器や皮膚疾患に関する体系的な学習コンテンツが展開されました。これは獣医療関係者が専門知識を深めるための貴重な資料であり、飽くなき学習欲を応援する内容となっています。

ロイヤルカナンは「ペットのためのより良い世界」を実現する企業理念に基づき、専門家と共にペットの健康を守ることに注力しています。今後も獣医療関係者への包括的な支援を続けていくとともに、日本における獣医療の持続可能な発展に寄与していくことをお約束します。

企業のビジョン



ロイヤルカナン ジャポンは、獣医師や愛玩動物看護師、獣医学生など、多様な獣医療関係者とのパートナーシップを強化し、個々の犬や猫のニーズに応じた栄養バランスの取れた食事を提供しています。600以上の研究関連施設を持つロイヤルカナン社は、ペットにとって最適な食を提供し続けます。これにより、ペット、そしてそのオーナーにとってより健康的で持続可能な未来を築いていくことでしょう。


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会社情報

会社名
ロイヤルカナン ジャポン合同会社
住所
東京都港区港南1-2-70品川シーズンテラス 7階
電話番号

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