英国演劇の新たな感動 『ナイ〜国民保健サービスの父〜』
8月30日、映画ファン待望の舞台映像作品が日本の映画館に登場します。TOHOシネマズ 日本橋をはじめとする数多くの劇場で、実力派俳優マイケル・シーンが主演する『ナイ〜国民保健サービスの父〜』が公開されるのです。この作品は、ナショナル・シアター・ライブによって撮影されたもので、臨場感あふれる映像体験が楽しめます。
物語の舞台と背景
本作は、イギリスの政治家アナイリン・べヴァンの生涯に焦点を当てています。彼は、1960年代に英国人全てが平等に利用できる国民保健サービス(NHS)の創設を訴えた人物であり、その奮闘は数々の困難に満ちていました。物語は、死を目前にしたべヴァンが、自らの人生を振り返りながら、さまざまな出来事や思い出をたどる形で進行します。彼がどのようにして政治の舞台で戦い、医療制度の確立に貢献したのかが描かれており、観客に深い感銘を与えること間違いありません。
主演マイケル・シーンの魅力
マイケル・シーンは、映画『グッド・オーメンズ』や『ステージド』で知られ、日本でも多くのファンを持つ俳優です。彼が演じるアナイリン・べヴァンの姿は、ただの再現にとどまらず、観客に強いメッセージを伝えます。自身の困難な過去を抱えつつ、誰もが平等に医療を受けられる社会を目指し奮闘する姿は、現代にも通じるものがあります。
リハーサル写真も公開
この度、舞台のリハーサル中の写真も公開され、その緊張感や熱気が伝わってきます。これらの写真は、舞台の背後にある努力や情熱を垣間見ることができ、観客としての期待感も高まります。ルーファス・ノリスが手がける演出は、前作『スモール・アイランド』でも評価されており、彼のスタイルがどのようにこの作品に活かされているのかも見どころです。
上映館と料金
この舞台映像は、TOHOシネマズ 日本橋のほか、ららぽーと横浜、赤池、大阪ステーションシティシネマ、シネ・リーブル池袋、アップリンク京都など、全国の複数の劇場で上映されます。鑑賞料は一般3000円、学生2500円(学生証必要)、また、障害者も同様の料金で見ることができます。
まとめ
『ナイ〜国民保健サービスの父〜』は、歴史に名を刻んだ政治家の情熱と奮闘の物語を、迫力の舞台映像で体験できる絶好の機会です。ぜひ、劇場でその感動を味わってみてください。
詳細は
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