3Dプリンターセミナー
2025-07-05 16:30:19

岡山大学が高校生向けに3Dプリンター講座を開催し新たな技術を教える

岡山大学が主催する3Dプリンター活用セミナー



岡山大学は、岡山県立岡山芳泉高等学校からの依頼に応じて、2025年6月21日に3Dプリンターをテーマにしたセミナーを開催しました。このイベントは、次世代の教育を推進するための「高等学校DX加速化推進事業」の一環として行われました。セミナーには、岡山大学の学生団体であるMOSAdemyから6名の学部生と大学院生が参加し、高校生への指導にあたりました。

探究学習を促進するハンズオン形式のセミナー



セミナーでは「あなたの数年先の姿との対話」をコンセプトに、参加者が各自の専門性や経験を基にした実践的な学びを提供しました。この日は、文系・理系問わず、岡山芳泉高校から32名の生徒が参加。3Dプリンターが持つ可能性を実感し、未来の技術を身近に感じる貴重な機会となりました。

ハンズオン形式で行われたこのセミナーでは、参加者は座学を通じて基本的な知識を学び、そのあと実際に3Dプリンターを操作する体験をしました。プログラムでは、「Autodesk Fusion」などのデザインソフトや、スライサーソフトの使い方についても学びました。生徒たちは実際に3Dプリンターがどのように機能するのかを目の当たりにし、興味深く体験していました。

学生の視点からの指導での気づき



to その中の一人の生徒は「3Dプリンターが目の前で作品を造るところを初めて見た。早く自分でも使えるようになりたい」と話していました。指導には芳泉高校の卒業生も参加しており、自身の学びの過程を振り返りながら生徒たちに教えることで、より深い理解を促していたようです。セミナーは予定の3時間を超えて熱心な議論や実習が続き、生徒たちからの様々な質問が飛び交う中で、学生自身も将来について深く考える機会となりました。

教員からの期待と今後の展望



岡山芳泉高校の教員である鳥取海峰教諭は「こうしたハンズオンの機会は高校教員だけでは実現が難しい。学生たちの丁寧な指導が生徒にとって大変助かります。この取り組みで、3Dプリンターを扱える生徒が増え、今後の総合的探究の時間がさらに充実することを期待しています」とコメントしました。

また、今後の支援としては、3Dプリンターを活用できる生徒を育成するだけでなく、植物系DXセンシング講座など、多様なプログラムの提供が予定されています。岡山大学は、地域のニーズに応え、高校教育の質を向上させるために、積極的にDXハイスクール支援を展開していく方針です。これにより、岡山大学の学生の成長のみならず、高校教員の教育方法の革新にもつながることが期待されています。

まとめ



他の高校に対してもDXハイスクールの支援要望が寄せられており、岡山大学はこの取り組みを広めながら、地域社会への貢献に力を入れています。今後も岡山大学やMOSAdemy、岡山芳泉高校の取り組みから目が離せません。技術革新によって教育現場がさらに活性化することを心待ちにしています。


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会社情報

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国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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