江戸川区初の特別支援学級進路フェアが開催決定！多様な未来を選択しよう

江戸川区初の特別支援学級進路フェア開催

2024年3月17日、東京都江戸川区で特別支援学級を対象とした進路フェアが初めて開催されます。このイベントは江戸川区と江戸川区教育委員会、地域のPTA連合会の後援を受けており、特別支援学級の生徒とその保護者をサポートすることを目的としています。

イベントの背景

江戸川区内には、特別支援学級に通う生徒が小学校1,374名、中学校561名います。これらの生徒の多くは、特別支援学校を卒業した後、社会福祉施設などへの入所や通所を選んでいますが、進路選択に関する情報が不足しているのも現状です。本イベントでは、これらの生徒やその保護者に向けて、進路の選択肢を広げる機会を提供します。

フェアの概要と目的

「第1回江戸川区特別支援学校進路フェア」は、以下のように開催されます：

- 開催日: 2024年3月17日（日）
- 時間: 10:00~15:00
- 場所: タワーホール船堀 1F展示ホール（東京都江戸川区船堀4-1-1）
- 入場: 無料、予約不要

このフェアでは、特別支援学校の運営状況や学びの内容、進路選択の幅を広げるための情報を提供するブースが出展されます。また、障がい者雇用に積極的な企業との連携を深め、就業の可能性についても触れられる予定です。

対象者と参加内容

この進路フェアは、特別支援学級に通う児童・生徒、その保護者、教職員、および障がい者雇用に関心のある企業関係者を対象としています。また、特別支援高等部や高等学校、放課後等デイサービスなど、具体的な進路先を検討するための情報が得られるブースも設けられています。特に、支援制度や就学先の選択についての相談窓口が設置され、各種の情報を直接提供します。

主催と協力団体

今回のイベントは、NPO法人らいおんはーとが主催となっており、江戸川区や教育委員会、複数の特別支援学校、地域のロータリークラブなど多くの団体が協力しています。このような連携を通じて、特別支援学級の生徒とその保護者に対して、適切な情報提供とサポートを行うことが期待されています。

フェア開催への想い

NPO法人らいおんはーとの副理事長である田所恭子さんは、「このフェアが保護者にとっての不安解消の手助けとなり、未来に向けた新たな道を見つけるきっかけにしてほしい」と語ります。特別支援学校での学びの場や卒業後の進路についての実際の情報を提供し、選択肢を広げることで、より良い未来を築く手助けになることを目指しています。