青森の伝統と西洋の華やかさが織りなすクリスマス
東京の中心、シャングリ・ラ東京が再び特別な魔法をかけました。今年も青森の伝統的なねぶた技法を用いたクリスマスデコレーションが登場します。この美しいアートは、ねぶた師の北村麻子氏が手がけており、昨年に続く二度目のコラボレーションです。11月6日より、貴ホテルの28階ロビーで、この壮大な作品が皆さまをお迎えします。
ねぶたの技法が生み出す特別なクリスマスデコレーション
今年のクリスマスデコレーションは、まるで絵本の中から飛び出したかのようです。動物たちがクリスマスツリーを彩り、色とりどりのギフトボックスが足元に積み上げられています。作品を手掛けた北村氏は、クリスマスの喜びや家族と過ごす時間がどれほど大切かを表現するため、この作品を制作しました。
制作の裏側に迫る
北村氏のこだわりは、作品の細部にまで反映されています。制作には多くの階段があり、まず初めに題材と下絵が描かれ、その後、形を整えるための骨組みが作られます。この段階で約200個の電球が取り付けられ、夜になると温かい光を放つのです。
次に、和紙を使用して精密に紙をはり、墨書きへと進みます。今回のデコレーションの特徴的な要素である「ろう書き」によって模様が浮き上がります。このように、創作のプロセスは実に緻密で、根気の要る仕事です。最終的には、彩色が施され、鮮やかな色合いのクリスマスねぶたが完成します。
クリスマスねぶたのメッセージ
そして、この作品には特別なメッセージカードもあり、「Find your Shangri-La in a World of Enchanted Wonders(クリスマスの魔法の季節に、あなただけのシャングリ・ラを見つけてください)」との言葉が添えられています。これにより、訪れる全ての人々に愛と幸せが訪れることを願っています。
来場者の体験
クリスマスねぶたにはシャングリ・ラの「S」ロゴがさりげなく取り入れられており、訪れるゲストはそれを探す楽しみもあります。また、北村氏が作品に込めた思いとして、環境と動物に関するメッセージもあります。ねぶたを通じて、動物たちと人間が共存する大切さを感じてもらいたいという願いが込められています。
総支配人の言葉
シャングリ・ラ東京のマティアス・スッター総支配人は、「青森の伝統と西洋の華やかさが出会い、幻想的な世界が広がります」と語り、この特別な作品が作り出す空間の美しさを称賛しています。クリスマスの気分が満ちていくこの季節、ぜひシャングリ・ラ東京のクリスマスねぶたを見にいらしてください。この特別な体験が、あなたの心に温もりを与えるでしょう。
クリスマスねぶた概要
- - 期間: 2025年11月6日(木)〜12月25日(木)
- - 場所: シャングリ・ラ東京 28階ロビー
- - 制作: ねぶた師 北村麻子(きたむら あさこ)氏
- - アクセス: どなたでも自由にご覧いただけます。
この冬は、心温まるシャングリ・ラ東京で、特別なクリスマスのひと時をお過ごしください。