SmartNewsと電通の協力によるデータクリーンルーム
株式会社スマートニュース(本社:東京都渋谷区、CEO:浜本階生)は、2023年9月30日に株式会社電通および電通デジタル向けに新たにデータクリーンルーム「SmartNews Ads Data Pot」を構築したことを発表しました。この新しい枠組みは、ユーザーのプライバシーを守りつつ、マーケティングデータの安全な分析を可能とします。
生活者の「モーメント」を捉える
現代のマーケティングにおいて、使用者の嗜好を理解し、時期や時間帯に応じて提供する情報を変えることが非常に重要です。特に、消費者が関心を持つ「モーメント」を正確に捉えられることが、より効果的なマーケティング戦略の鍵となります。SmartNewsは、自社のニュースアプリにおけるコンテンツの接触日やタイトル、カテゴリーなど、ユーザーがどのような記事を読むかに関するデータを活用しています。
この度、電通と電通デジタルとの協力により、このデータを効果的に利用するための環境を整備しました。これにより、企業が抱えるマーケティングの課題を解決し、効果的な施策の実施に寄与することが期待されています。
「SmartNews Ads Data Pot」の重要性
「SmartNews Ads Data Pot」では、顧客企業が持つサイト訪問や購買データと、SmartNewsが保有する記事閲読データなどを組み合わせた分析が行えます。これにより、ユーザーの興味や行動を深く理解し、より的確なマーケティング施策を立案するためのインサイトを得ることができます。
たとえば、コンバージョン率を向上させるための「モーメント」を特定することや、読者層のペルソナを描く手助けを実現します。この仕組みを通じて、企業は新たな価値を創造できるのです。
デジタルマーケティングの未来へ
SmartNewsは今後、データクリーンルームの機能をさらに拡充し、両社のパートナーシップを強化していく意向です。プライバシーの確保は極めて重要ですが、それに加えて、顧客企業のニーズに応えるための高品質なデジタルマーケティングの提供が求められています。これにより、生活者にとってもより便利で効果的な情報提供が実現できるでしょう。
スマートニュースの背景
スマートニュース株式会社は、2012年6月に設立され、世界中の良質な情報を必要な人々に届けるというミッションを掲げています。自社が開発したニュースアプリ「SmartNews」は、日本国内で最大級のユーザー数を誇ります。また、2023年末には初のサブスクリプションサービス「SmartNews+」も開始予定です。このサービスを通じて、優れた報道を一人でも多くの人々に届けることを目指しています。
貴社もこの新たなデータ活用の波に乗り、マーケティング戦略のブラッシュアップに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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