ポーラ賞受賞者発表
2025-07-28 10:33:46

令和7年度伝統文化ポーラ賞受賞者が決定、8件の表彰が実施される。

第45回伝統文化ポーラ賞の受賞者が決定



公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団が実施する『伝統文化ポーラ賞』の令和7年度の受賞者が確定しました。今年度は優秀賞、奨励賞、地域賞の計8件が表彰されます。この賞は、伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能や行事などにおいて無形の伝統文化に寄与し、今後の活躍が期待される個人や団体に送られるものです。

表彰の内容



優秀賞: 賞牌・賞状・副賞(100万円)を授与され、永年の努力と優れた業績が評価される。
奨励賞: 賞状・副賞(50万円)を授与され、将来に向けての大きな成長が見込まれる若い個人や団体。
地域賞: 賞状・副賞(50万円)を授与され、地域に基づく優れた業績と地域の育成に貢献する個人や団体。

この賞は、昭和56年に第1回目が行われ、今年で45回を迎え、これまでに累計368名が表彰されています。贈呈式は2023年12月9日、ザ・ペニンシュラ東京で行われる予定です。

受賞者の紹介



優秀賞


松本達弥: 漆工芸の分野で活躍し、彫漆技術の保存と伝承に努めている作家。松本氏の技術は草花文様や幾何学模様など多彩な表現が得意で、文化財の修復活動にも貢献。

伶楽舎: 昭和60年に設立された雅楽演奏グループ。伝統的な雅楽に加え、廃絶曲や現代作品の演奏に取り組む。教育活動も積極的に行っている。

奨励賞


中村清吾: 有田町で白磁の制作に取り組み、伝統技術と現代的表現を融合させた作品を制作。特に静かな魅力を持つ白磁が評価され、受賞。

奥山益勢: 山田流箏曲の演奏と後進の育成に努めている。国際的な舞台でも演奏しており、その姿勢が高く評価された。

地域賞


北上市民俗芸能協会: 地域の民俗芸能を継承・振興するために設立され、特にコロナ禍においても活動を続けた点が評価された。

秋田稔: 漆掻き技術の保存に努め、漆の生産を続ける家の4代目。伝統技術を次世代に伝えている。

和合念仏踊り保存会: 地域に伝わる念仏踊りを保存・伝承し、特に人口減少に逆らう取り組みが評価された。

* 杉原紙保存会: 日本最古の和紙の技術を復活させるため、地域の人々が立ち上がり、活動を続けている。

ポーラ伝統文化振興財団について



この財団は1979年に設立され、内面的な美しさや心豊かさの実現を目指しています。優れた無形文化財の保存・伝承を目的とした活動を行っています。受賞者以外にも、数多くの個人や団体が伝統文化の維持・発展に貢献しています。

お問い合わせ



取材や詳細については、ポーラ伝統文化振興財団事務局まで。メールや電話での問い合わせを受け付けています。


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会社情報

会社名
公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
住所
東京都品川区西五反田2-2-10ポーラ第2五反田ビル3階
電話番号
03-3494-7653

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