長井海の手公園が特別賞受賞
2024-06-28 11:48:30

日比谷花壇が手がける「長井海の手公園」がPPP/PFI事業優良事例表彰で特別賞を受賞!

日比谷花壇が手がける「長井海の手公園」がPPP/PFI事業優良事例表彰で特別賞を受賞!



株式会社日比谷花壇(本社:東京都港区)が代表企業を務めるエリアマネジメント横須賀共同事業体が展開する「長井海の手公園等交流拠点機能拡充事業」が、内閣府主催の「第1回PPP/PFI事業優良事例表彰」において特別賞を受賞しました。

この事業は、神奈川県横須賀市にある長井海の手公園の更なる魅力向上を図るため、官民連携手法を駆使して実施されたものです。20年前にPFI方式を導入して整備・運営されてきた同公園ですが、未利用地の活用による拡張と公園全体の全面的なリニューアルが行われました。さらに、隣接する荒崎公園と一体的な運営体制を構築することで、複数施設型の官民連携事業として新たなステージへと進化を遂げました。

今回の受賞は、同事業が以下の点で高く評価された結果です。

収益性確保と集客機能の向上による持続可能な管理運営: 収益目標を達成し、管理費の削減を実現しただけでなく、集客機能の向上にも成功しました。計画を上回る収益が得られた場合、その半分を地元や地域交流に役立てる計画となっています。
データ活用と環境への配慮: AIカメラを活用し、来園者数や滞在時間などのデータを収集することで、より効果的な運営を実現しています。また、園内では再生可能エネルギーを100%使用し、環境への配慮も徹底されています。
* 来園者数の増加: 令和5年度の来園者数は、過去最高だった令和元年度の74万人を超え、100万人を突破しました。これは、リニューアルと拡張による魅力向上と、集客力強化による成果と言えるでしょう。

日比谷花壇グループは、今後も「すべての明日に、はなやぎを。」というコーポレートメッセージのもと、公共施設の管理運営だけでなく、多様な人々の暮らしを花と緑で彩る提案を続けていきます。

長井海の手公園:進化を続ける魅力的な公園



長井海の手公園(通称:ソレイユの丘)は、都市公園の整備・運営に全国で初めてPFI方式を導入した先駆的な公園として、2005年4月に開園しました。指定管理者制度による運営を経て、開園20周年を迎え、新たな魅力を創造するための大規模なリニューアルを実施しました。

今回のリニューアルでは、「Park-PFI制度+指定管理者制度+DB方式」を組み合わせることで、公園施設の整備・改修に加え、宿泊施設、飲食施設、アスレチック施設などの収益施設を新たに整備しました。今後19年間、地域の魅力を最大限に活かし、ブランド力向上、広域的な観光交流拠点機能の充実を図ることで、横須賀西海岸や三浦半島全体のにぎわい創出を目指していきます。

PPP/PFI事業優良事例表彰とは



「第1回PPP/PFI事業優良事例表彰」は、PPP/PFI事業の中から先導的な優良事例を表彰することで、地方公共団体や民間事業者のPPP/PFI推進を促進することを目的とした制度です。地域におけるPPP/PFI活用の拡大、PPP/PFI活用対象の拡大、そして民間事業者の創意工夫の最大化を目指しています。

今回の表彰では、人口20万人以上の地方公共団体、国等で事業化された事例部門(部門A)において、「長井海の手公園等交流拠点機能拡充事業」が、その優れた取り組みが評価され、特別賞を受賞しました。

日比谷花壇について



1872年創業の株式会社日比谷花壇は、花と緑を通じて、人々の暮らしを豊かにすることを目指しています。全国約190拠点で、ウエディング装花、フラワーギフト、お葬式サービス、緑化事業、フラワーグラフィックサービス、地域のまちづくり事業など、多岐にわたる事業を展開しています。今後も、花と緑の販売・装飾にとどまらず、人々の暮らしを彩る新しい提案を続けていきます。


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