赤外線センサ新製品
2025-04-03 11:25:26

赤外線センサモジュールの新ラインナップ紹介。空調や防犯に最適な技術

株式会社アプロリンクの新たな赤外線センサモジュール



株式会社アプロリンクは近年、空調管理や防犯、見守りといった多様な用途に対応する赤外線センサモジュールのラインナップを拡充しました。これにより、様々なシーンでの新しい可能性が広がりましたが、具体的にどのような製品が含まれているのか、またそれぞれの特長は何かを見ていきましょう。

新しいセンサモジュールの紹介



まず注目すべきは、0402と0802という二つの異なるモデル。MI1602は解像度160x120の赤外線センサで、計19,200ピクセルの高精細な映像を捉えます。一方、MI0802は解像度80x62の赤外線センサで、4,960ピクセルの映像を提供。

各モデルにおけるレンズ視野角も多彩で、MI1602は45° / 88°の2種類、MI0802は45° / 90° / 105°の3種類を用意。これにより、様々な使用環境に応じた最適な選択が可能となっています。

製品の特長



両モデル共通の特徴として、8〜14μmの波長域を持ち、最大400℃まで測定できる広い温度範囲を誇ります。さらに、最大25fpsの高速フレームレートで、必要な映像をリアルタイムで捉えることができます。これらの特性により、工場の設備管理や、病院での見守りなど多くのシーンで活用可能です。

また、シャッターレス構造を持つため、非常に適応力が高く、各種用途にスマートに対応できるのも大きな魅力です。さらに、Linux、macOS、Windows (WSL)に対応したPythonライブラリを提供しているため、開発者は容易にチャレンジできる環境が整っています。

評価基板の提供



アプロリンクでは、USBやWi-Fi、Raspberry Piなど、すぐに評価可能な評価基板も用意しています。これにより、エンジニアは実際のプロジェクトに取り組む前に、センサの性能を簡単にテストすることができるため、導入のハードルが下がります。特に、MI1602 EVKやMI0802 EVKはその代表例です。

主な用途と適用例



この新しい赤外線センサは、例えば照明の自動制御や、トイレの見守り、さらには病院での患者の温度管理、防犯の侵入検知等、幅広く活用可能です。具体的には、ペットや人間の体表面温度測定、配電盤の異常温度監視、さらにはドローンへの搭載など、多くのイノベーションを生み出しています。実際の撮影例としては、160x120視野角88°モデルが天井から撮影し、5m離れた位置にいる人物を認識する場面などが挙げられます。

まとめ



株式会社アプロリンクの赤外線センサモジュールは、革新的な技術と多様な用途によって、今後の市場での重要な存在となるでしょう。空調管理や防犯、見守りなどのニーズに応えるため、これらの製品は今後ますます重要性を増していくことが期待されます。詳しくはAprolinkの公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社アプロリンク
住所
千葉県船橋市印内町568-1-2
電話番号
047-495-0206

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