越谷市とイオンペットが新たな協定を締結
2023年10月7日、越谷市とイオンペット株式会社が「越谷市動物管理センター収容犬猫の譲渡促進に関する協定」を正式に締結しました。この協定は、動物愛護を一層推進することを目的とし、両者の協力の下で愛護動物の譲渡活動や適正飼育の啓発活動を行っていくものです。
以前の取り組みとの連携
イオンペットと越谷市は、2020年に締結した「災害時における愛護動物救護活動支援に関する協定」により、災害対策や平常時の動物愛護に関する啓発を進めてきました。この新たな協定は、その活動の拡張となるものであり、災害対策にとどまらず、動物愛護の観点からもより強固な連携を築いていきます。
譲渡活動の強化
これまでイオンペットは、越谷市動物管理センターに収容された猫を引き取り、同社の保護犬猫譲渡施設「ライフハウス」にて譲渡活動を行ってきました。今回の協定により、譲渡機会をさらに拡充する運用が導入されます。具体的には、ライフハウスが引き取った保護猫が一定期間内で譲渡されない場合、越谷市動物管理センターとライフハウス間で定期的に保護猫の交代を実施します。これにより、譲渡機会が増え、より多くの保護猫に新しい家族が見つかることが期待されています。
地域社会への貢献
イオンペットは、これからも地域との連携を強化し、持続的な動物愛護の取り組みを通じて動物と人間が幸せに共生できる社会を目指します。越谷市とともに、さまざまなイベントや啓発活動を進めていくことで、地域全体の動物愛護意識を高めるための努力を続けていくことでしょう。
過去のイベントや活動
イオンペットは、2022年から「レイクタウン防災フェス」に毎年出展し、ペット用防災グッズの紹介や災害時の備えに関する啓発も行っています。今年の「レイクタウン防災フェス2025」では、越谷市と連携し、ペット防災の重要性や避難所での過ごし方について広く発信しました。また、越谷市内で開催されている保護猫の譲渡会にも参加し、地域の動物愛護活動に貢献しています。
ライフハウスの活動
イオンペットのライフハウスは、2008年に初の施設が開設され、保護犬・保護猫の譲渡を行うことを目的としています。「救える命をひとつでも、できることを一歩から」というスローガンのもと、保護动物の新しい家族探しと啓発活動を行っており、2025年9月時点で1,107頭の犬猫が新しい家族に迎え入れられました。これからもライフハウスは、地域社会との協力を大切にしながら、命の大切さを広めるための活動を続けます。