Hineruの挑戦
2025-02-03 12:21:05

トヨタ自動車が支援するロボット車椅子Hineruの新たな挑戦

ロボット車椅子Hineruが未来を切り開く



2025年1月27日、トヨタ自動車の公式YouTubeチャンネル「トヨタイムズ」にて、映像で紹介されたのは株式会社コボリンが開発したロボット車椅子「Hineru(ハイネル)」です。この特集では、2024年に実施された「Mobility for ALL ~移動の可能性をすべての人に~」部門の実証実験の様子が紹介され、多くの注目を集めました。

Mobility for ALLへの挑戦



一般財団法人トヨタ・モビリティ基金が主催した「Mobility for ALL」コンテストにおいて採択されたHineruは、これまでオーダーメイド車椅子の技術を活用し、革新的な量産モデルの開発に着手しています。プロジェクトの目的は、現在のモデルを小型化・軽量化し、より多くの人々に利用できる製品を目指すこと。実証実験では、実際の利用者と共にプロトタイプを用いて製品の検証が行われました。

特に注目すべき点は、実証実験において様々なシチュエーションでの実際の使用状況がフィードバックとして集められ、改善点が明確にされる点です。モビリティの自由を求める生活者に寄与する製品の仕上がりが期待されています。

実証実験の具体的な活動



実証実験の中では、車椅子利用者が自動販売機を利用する様子や、フェスティバルでの観覧等、さまざまなシーンにおいてHineruが活用されました。これにより、実際の利用者の声や体験が集められ、プロダクトとしての信頼性や魅力が一層高まっています。

この実験を通して、開発チームはHineruがどのようにユーザーの生活を豊かにできるのかを学び、改良点を洗い出しました。ヒアリングを通じて得たフィードバックをもとに、今後の開発に活かしていくことが目標です。

開発パートナーとの協力



Hineruの開発には複数のパートナー企業が携わっています。特に意匠デザインを担当する有限会社znug designの根津孝太氏や、設計をおこなうライト・モビリティ設計の水嶋徹氏の協力により、デザイン性や機能性、生産性の向上が実現されました。これにより、従来のオーダーメイドモデルの枠を超え、多くの人に寄り添う製品に仕上がることが期待されています。

トヨタイムズでの特集映像



「トヨタイムズ」では、Hineruの実証実験の様子だけでなく、参加者の声や体験も交えた映像が公開されています。この映像は、実際に利用者がどのようにHineruを使っているかを余すところなく伝え、モータースポーツを楽しむ誰もが享受できる可能性を示すものとなっています。

今後の展望



実証実験を経て得られた貴重なデータを踏まえ、Hineruの量産モデルの開発は加速していくでしょう。「もっと自由に、自分らしい生活を」という理念のもと、移動と姿勢の自由を求めるすべての人々への提供を目指して、引き続き製品改良に努めていきます。

会社概要



株式会社コボリンは、2007年に「車いす工房 輪」としてスタートし、2022年に法人化されました。「もっと自由に。自分らしい生活を。」を企業理念として掲げ、障害を持つ方々に寄り添ったオーダーメイドの車椅子を提供しています。

  • - 会社名: 株式会社コボリン
  • - 所在地: 東京都東村山市野口町2-18-5
  • - 設立: 2022年
  • - 事業内容: 電動車椅子、座位保持装置の開発・販売
  • - ホームページ: koborin.com



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会社情報

会社名
株式会社コボリン
住所
東京都東村山市野口町2-18-5
電話番号
042-391-3328

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