株式会社TRiCERAが、金融・資産運用業界での実績を持つ梅澤希一氏を執行役員および最高執行責任者(COO)として迎え、新しいステージへ進化を遂げます。東京都港区に本社を構えるTRiCERAは、現代アートという資産の価値を最大限に活用し、事業拡大を図る姿勢を強化しています。
梅澤氏は、筑波大学で国際関係を学び、その後ペンシルバニア大学ウォートン校でMBAを取得。日本銀行、金融庁、ゴールドマン・サックス証券、UBS証券、J.D. パワー ジャパンなどの著名機関で経歴を積んでおり、豊富な専門知識と経験を持つ人物です。彼の参画により、TRiCERAの資産運用サービス「TRiCERA ART X」のさらなる成長が期待されます。
TRiCERAは、2023年に開始した「TRiCERA ART X」が既に高い評価を得ており、梅澤氏のリーダーシップにより、アジア地域での市場拡大を狙っています。このサービスは、現代アート作品の二次流通を支援し、顧客の資産形成を促進することを目指しており、今後の展開に大きな期待が寄せられています。
「TRiCERA ART X」は、価格の透明性と客観性を重視しており、定量・定性分析に基づいて現代アート作品の適正価格を開示します。この取り組みにより市場の拡大を図り、アーティストの育成へも貢献することが目標です。梅澤氏は自身の専門性を活かし、アート市場の健全な発展に寄与していく意気込みを示しています。
TRiCERAの代表取締役井口泰氏は、梅澤氏を迎えたことを「当社の現代アート市場の中長期的な発展に向けた重要なステップ」と強調しています。事業フェーズの拡大へ向けて、梅澤氏がチームと緊密に連携し、TRiCERAの可能性を引き出すことに期待しています。
TRiCERAは、アート作品の将来の価値を見据え、グローバルなアートマーケットプレイスを運営しています。2024年8月には、台湾にオフィスを開設する計画があり、アジア圏全体でのアート流通の拡大やアーティストの支援を進めています。これにより、地域を超えたアートの可能性を広げ、多くの人々に感動をもたらすというミッションを果たそうとしています。
アートの価値を未来へ繋ぐという企業理念の下、TRiCERAは今後も成長を続け、現代アートを資産運用の新たな選択肢として提供することで、顧客にとっての新しい価値を創出していく意向です。