MUFGファースト・センティアサステナブル投資研究所が「DE&I：ジェンダーそしてその先へ」レポートを発行

三菱UFJ信託銀行株式会社と同社子会社であるFirst Sentier Investorsが共同で運営するMUFG ファースト・センティアサステナブル投資研究所（以下研究所）は、新たなレポート「DE&I：ジェンダーそしてその先へ」を発行しました。

本レポートは、世界的にサステナブル投資へのアプローチにおいて、DE&I（多様性、公平性と包摂）への配慮がますます重要視されている現状を分析しています。投資家がDE&Iを考慮する背景には、ビジネスと道徳上の2つの重要な視点があると言われています。

様々な研究によると、DE&Iの統合は、財務的リターンの改善だけでなく、社会的・人的資本へのポジティブな影響をもたらす可能性があるとされています。しかし、研究における方法論的な頑健性に対する懸念や、人口統計学上の多様性に主に焦点が当てられていることなどから、このテーマは現在も議論が続いています。

研究所では、DE&Iへのアプローチにおいて、総合的で包括的な視点を持つことの重要性を強調しています。それは、それぞれのグループや個人のニーズを考慮しながらも（公平性）、異なる視点を共有できる差別のない環境を保証する（インクルージョン）ことを目指し、すべての従業員に利益をもたらすような幅広い観点からの考慮を必要とするものです。

本レポートでは、DE&Iがジェンダーの枠を超えて、より包括的な概念として理解されるべきであるというメッセージが込められています。DE&Iの統合は、企業にとって持続可能な成長を実現するための重要な要素であると考えられています。

レポートの詳細について

レポート「DE&I：ジェンダーそしてその先へ」は、下記のリンクよりご覧いただけます。

https://www.mufg-firstsentier-sustainability.jp/content/dam/sustainabilityinstitute/assets/research/diversity-equity-inclusion--gender-and-beyond/SII-2024-DEI-report-jpn.pdf

また、研究所が過去に発行したレポート等は、下記のリンクよりご覧いただけます。

https://www.mufg-firstsentier-sustainability.jp