持続可能な未来へ
2025-04-30 12:19:19

大和ハウス工業が目指す持続可能な未来への一歩 「Forward Faster」と「The CEO Water Mandate」に参画

大和ハウス工業の国際イニシアチブへの参画



大和ハウス工業株式会社が、国際的な持続可能な開発目標(SDGs)達成を目指し、UN Global Compactのイニシアチブ「Forward Faster」と「The CEO Water Mandate」に参加することを発表しました。これにより、気候変動や水環境の保全に向けた取り組みを加速する意向を示しています。

国際的なイニシアチブへの参加



2025年4月22日、大和ハウス工業は「Forward Faster」に参入しました。このイニシアチブは、国連グローバル・コンパクトによって発足し、すでに約2,000社の企業が参加しています。特に、気候変動への対応や水資源の使用に関する新たな目標達成を目指すことが強調されています。このイニシアチブでは、5つの分野に対して9つの目標が設定されており、大和ハウスは「気候変動」と「水レジリエンス」の目標達成を約束しました。

ESGへの取り組み



未来に向けた持続可能な経営を重視する中、当社はESG(環境・社会・ガバナンス)投資が注目される中、積極的にこのイニシアチブに参画しました。「Forward Faster」への参加にあたり、国際的な団体からの支持も受けており、さらなる拡大が期待されています。

環境負荷ゼロを目指すこだわり



大和ハウス工業は、2055年までに環境負荷ゼロを実現することを目標としています。気候変動における適応策として、2050年までに二酸化炭素などの温室効果ガス(GHG)の排出をネットゼロにする方針です。これに伴い、2030年までにGHGの排出量を40%削減することを掲げています。

具体的な取り組み



具体的には、「事業活動」「まちづくり」「サプライチェーン」といった3つの領域での取り組みを通じて、排出量を削減する計画が示されています。自社の発電所による再生可能エネルギーの利用を増やすRE100を早期に達成する一方、全ての事業において太陽光発電の導入を推進しています。また、サプライチェーンにおいて主要サプライヤーとGHG削減目標を共有することも目指しています。

水環境保全への取り組み



水環境保全も重視されており、2055年までに水リスクゼロを達成するため、サプライチェーンや自社における水リスク評価を進めています。気候変動の影響による豪雨や渇水等のリスクが現実化する中、サプライヤーの工場を調査し、水使用量を適正化する取り組みも行われています。特に、水ストレスレベルとして評価された地域では厳密な水リスク調査が行われ、優先地域においては水使用量の削減計画が立てられています。

企業としての責任



大和ハウスの取り組みは、企業としての社会的責任を果たすものであり、持続可能な未来に向けた重要なステップと言えるでしょう。「Forward Faster」と「The CEO Water Mandate」によって、同社は気候変動や水環境問題において、専門家とのネットワークを構築し、さらに具体的な行動を進めていく意欲を示しています。報告が求められるこれらのイニシアチブに参加することで、企業としての透明性を高め、持続可能な発展に寄与することが期待されています。

最後に



大和ハウス工業のこのような取り組みは、他の企業への模範となるものであり、持続可能な開発に向けた社会全体の意識の向上に寄与することでしょう。今後も同社の動向から目が離せません。


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会社情報

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