自衛隊の真実を探る特集号
眠らない国防、年末年始の自衛隊
自衛隊は365日24時間、日本を守るために活動しています。その活動は、国民が年末年始を楽しむ時間帯においても、決して途切れることはありません。特に大晦日の夜、周囲が静まり返る中、彼らはどのような任務に就いているのでしょうか。我々は、12月31日の夜、自衛隊の姿を取材し、その活動の一端をお伝えします。
2025年の年末、東京・練馬駐屯地での取材は、17時15分から翌朝8時30分までの16時間に亘りました。夜間の国防の現場は、一見すると静寂に包まれていますが、そこには懸命に任務にあたる隊員たちがいます。彼らの努力と献身が、私たちの日常生活を影で支えていることを実感しました。
陸上自衛隊の模擬戦「第10師団訓練検閲」
今年もまた、陸上自衛隊の第10師団において、敵味方に分かれての模擬戦が行われました。この模擬戦は「訓練検閲」と呼ばれ、戦地における行動や判断能力を審判が厳しく評価します。この訓練では、小銃や機関銃から発射されたレーザー光線によって、命中の判定が行われます。これにより、隊員たちは実際の戦闘に近い環境での訓練を受け、熟練度を高めるのです。
2025年9月には、第14普通科連隊と第35普通科連隊の模擬戦が行われる予定で、7日間にわたる長期戦が繰り広げられます。このような訓練の裏側には、日々の積み重ねがあり、隊員たちの成長があることを忘れてはいけません。
防人たちの女神、菊池柚花
今回の号では、「防人たちの女神」である菊池柚花さんを特集しました。彼女は、練馬の防衛活動において重要な役割を果たす隊員たちを支えており、その姿は多くの人に勇気を与えています。菊池さんのインタビューを通じて、防衛に対する彼女の思いや、隊員たちとの絆を深く感じることができました。
志田音々による国防の疑問解消コーナー
読者からの防衛に関する疑問に答えるコーナーも設けられています。今回のテーマは「特殊部隊とは何か?」。この質問には、塚本勝也室長が解説を担当し、特殊部隊の役割やその重要性について詳しく教えていただきました。
センニンに会いたい!
新連載「自衛隊のほかほか潤滑油」では、漫画家のふじいまさこさんが自衛隊の先任たちを訪ね、現場の人間関係に迫る試みを始めました。先任とは、幹部の補佐役を務めつつ、隊員たちの間を取り持つ重要な役割です。実際の隊員たちとの交流を通じて、彼女は“ほかほか”とした人間関係を紡いでいけるのでしょうか。
自衛隊の隊員食堂に密着!
全国の自衛隊駐屯地にある隊員食堂では、どのような食事が提供されているのでしょう? 今回は、鳥取県米子駐屯地の「大山鶏のバターチキンカレー」のレシピを取り上げました。柔らかな大山鶏と地元産の乳製品を使用したこのカレーは、栄養価が高く、隊員たちの士気を高める一品です。
筋肉チャレンジ!
「自衛官の『キツイッ!』マッスルボディーメーク術」など、体を鍛えるためのチャレンジも魅力的です。読者も一緒にこのチャレンジに参加することで、心身ともに強い自衛官の一員になれるかもしれません。
まとめ
雑誌『MAMOR』では「日本の防衛のこと、もっと知りたい!」をテーマに、今後も多くの読者に向けて国防についての情報を発信していきます。自衛隊の活動や政策を身近に感じることで、意識を高めていただけると幸いです。皆様のご意見やご感想をお待ちしています。