日本通運の新たな取り組み
近年、医薬品の輸送においては、厳格な温度管理が求められています。そのニーズに応えるため、日本通運はアンバリゾの環境に配慮した温度管理容器EMBALL`ISOを導入しました。これにより、より信頼性の高い輸送サービスを提供することが可能になりました。
アンバリゾの歴史と技術
1990年に設立されたアンバリゾは、30年以上にわたり医薬品輸送に特化したコールドチェーンの分野で革新を続けてきました。特に、コロナ禍においてワクチンの輸送においてもその技術と製品が活用され、高い評価を受けています。日本国内でも、医薬品輸送の重要性が増す中、2020年12月には日本法人を設立し、本格的に市場開拓に乗り出しました。
EMBALL`ISOの特長
日本通運が採用したEMBALL`ISOは、環境への配慮を重視したパッシブ型の温度管理容器です。「VYPE(ヴァイプ)」シリーズは、8Lから100Lのさまざまな容量に対応し、−20℃以下、+2〜8℃、+15〜25℃の3つの温度帯での輸送が可能です。その高い断熱性能は真空断熱材(VIP)と高性能保冷剤を組み合わせることで実現され、約120時間の保冷を保証します。これにより、デリケートな医薬品の輸送でも安心です。
環境への取り組み
アンバリゾは、リバースロジスティクスサービスを導入しており、使用済みの容器や保冷剤を回収、洗浄、修理して再利用する体制を整えています。この取り組みは2009年からスタートし、80か国以上の地域に展開されています。そのおかげで、CO2排出を9割以上削減できるという実績も持っています。環境への配慮が今求められている中、アンバリゾの技術は持続可能な物流を実現します。
信頼性の向上
日本通運とアンバリゾが手を組むことで、顧客は温度管理における高い信頼性と、環境に優しい物流ソリューションを手にすることができます。今後ますます重要性が増す医薬品輸送において、この取り組みはより多くの顧客にとって有益な選択肢となるでしょう。
詳細な情報や問い合わせは、アンバリゾの公式ウェブサイトをご覧ください。また、コンセプトムービーも公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。
jp] コンセプトムービーはこちら: [EMBALL`ISOコンセプトムービー
お問い合わせ先:
[email protected]
ウェブサイト: www.emballiso.com