ルークス志塾が教員向け研修を実施
総合型選抜(AO入試)に特化した予備校であるルークス志塾は、教育現場の課題に応じた教員向け研修を行いました。研修は全2回にわたり、教員にとっての新たな指導の型を提供し、多くの参加者から好評を博しました。
研修の概要
第1回:基礎編
- - 日時:2025年10月14日
- - 対象:中学校・高校教員
- - 内容:総合型選抜の全体構造と評価の考え方、探究活動と総合型選抜の関係、大学・学部選択の基本的な視点
第2回:応用編
- - 日時:2025年12月4日
- - 対象:中学校・高校教員
- - 内容:大学別の総合型選抜の特徴、生徒の原体験・探究テーマの深め方、探究と入試指導をどう両立させるか
実施の背景
昨今、探究活動の必修化や総合型選抜の拡大により、教員は「探究と受験をどうつなげるか」に戸惑いを見せています。本研修はそのような悩みを解決するために企画されました。
参加した教員からは、「総合型選抜の指導法が整理された」、「探究活動へのアプローチが変わった」といった前向きな感想が寄せられました。特に、生徒の不登校経験が価値のある原体験として認識され得ることに希望を感じる教員も多くいました。
研修を通じての思考の変化
教員たちは研修を通じて自身の指導観や生徒への理解が深まりました。例えば、「問いを立てることが最初ではない」という考え方が強調され、日常の探究活動における指導法を見直すきっかけとなったようです。
また、教員は教科指導や部活動と並行する中で、どこに絞って指導するべきかについての明確な視点を得ることができました。このような現場の実情に即した内容は高く評価されています。
参加者のコメント
参加者のアンケートからは、以下のような意見が寄せられました:
- - 「指導においての視点が明確になり、生徒へのアプローチに確信を持てるようになった」
- - 「探究活動に対するアプローチが変わり、より効果的な指導ができるようになった」
- - 「生徒理解が深まり、教員としての自信が高まった」
Loochsの意義
ルークス志塾を代表する嶺井祐輝氏は本研修の意義について、現場での実用性を大切にし、大学ごとのトレンドや塾が持つ対応ノウハウをバランスよく解説しました。塾と学校教育が共に役割を分担することで、より良い教育を実現すべきだと強調しています。
教員研修の今後
ルークス志塾では、今回のような研修を各学校の特性やニーズに応じてカスタマイズした形で実施しています。学内での共通認識を形成したい、中高一貫校として進路指導を強化したいなど、それぞれの学校の課題についても話し合いながら進めていく計画です。
興味のある学校は早めにお問い合わせすることをお勧めします。
さらに、別の機会で参加した教員たちの経験や意見をレクチャーとしてまとめた資料の提供も検討されています。これにより、教員たちが得られた知識を他の教員と共有しやすくなるでしょう。
Loohcs志塾について
Loohcs志塾は、総合型選抜に特化した受験予備校で、個別指導を基盤にした少人数グループでの学びを重視しています。さまざまな生徒のニーズに合わせた教育を提供し、大学合格をつかむための多角的な支援を行っています。