ありがとうを伝えよう
2021-03-11 09:00:12

震災から10年。クリナップが感謝の気持ちを伝える取り組み

震災から10年、感謝を伝えるクリナップの取り組み



2021年3月11日、東日本大震災から10年の節目を迎えたこの日、キッチンメーカーのクリナップは、全国紙および東北エリア紙にて感謝の気持ちを込めた広告を展開しました。そのテーマは「伝えよう、キッチンのありがとう」です。

当社の工場がある福島県いわき地区は震災の際に大きな被害を受けました。製品の製造ができないという前例のない状況で、私たちは様々な困難に直面しました。しかし、当時支えてくれたのは、私たちの製品を待ってくれたお客様や、同じ地域の方々の温かさでした。震災後すぐには80社以上の取引先から支援物資が送られ、私たちはその助けに心から感謝しています。この10年間、惨状を乗り越えられたのも、皆さまの助けがあったからこそです。

そこで、私たちはこの特別な日を通して、改めて感謝の気持ちを伝えるとともに、逆境にあっても守り続けるべき使命を再確認しました。全国の新聞にて展開されたメッセージ広告は、私たちの感謝の意を力強く表現するものでした。この広告は、特に私たちが育ててきた「笑顔にあふれた食卓」の大切さを再認識させるものでした。

特設サイトとTwitterキャンペーン



また、特設サイト(https://cleanup.jp/arigatou/)も展開し、震災からの復旧ストーリーや、食卓に関する感謝の気持ちを広く募るTwitterキャンペーンも実施中です。このキャンペーンでは、キッチンやごはんにまつわる感謝のエピソードをツイートしていただき、選ばれた方には豪華賞品が贈られます。そして、この機会を通じて大切な方との絆を再確認し、感謝の輪を広げていければと考えています。

クリナップ財団と今後の支援活動



また、クリナップでは、震災から受けた多大な支援への感謝の気持ちを形にするため、2012年にクリナップ財団を設立しました。この財団では、当時の被災者、特に福島県内の高専生や大学生に対し、返済不要の奨学金を通じた支援を行っています。この活動は、地域社会の発展にも大きく寄与する若者の育成を目指しています。

私たちは、今後も支援活動を持続しつつ、キッチンメーカーとしての役割を果たしていく所存です。そして、食卓に笑顔を届けるため、これからも新商品の開発や多様な取り組みを続けていきます。

まとめ



感謝の気持ちを込めた取り組みは、単なる広告展開にとどまらず、私たちの社会貢献活動へとつながっています。震災から10年の節目として、改めて過去の経験を教訓にし、地域に対する責任を全うし、未来へ向けた支援を続けていくことが必要です。これからも皆様の期待に応える製品を提供し続け、感謝の気持ちを忘れずに活動していきます。

【特設サイト】https://cleanup.jp/arigatou/

会社情報

会社名
クリナップ株式会社
住所
東京都荒川区西日暮里6-22-22
電話番号

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