難民映画祭2024
2024-10-02 15:16:48

映画で描かれる難民の現実と希望「第19回難民映画祭」申込受付開始

映画で描かれる難民の現実と希望



特定非営利活動法人国連UNHCR協会は、2024年11月7日から30日まで「第19回難民映画祭」を開催します。これに伴い、本日10月2日より申込受付を開始しました。今年の映画祭は、困難を乗り越えて生きる難民のストーリーを中心に、計6本の珠玉の映画が上映される予定です。

映画祭の上映作品



本映画祭で上映される作品は、世界中から収集されたものであり、その中には日本初公開となる作品も含まれています。様々な国籍や背景を持つ難民たちが、どのようにして困難に立ち向かっているのかを描写した感動のドキュメンタリーがそろっています。

1. ザ・ウォーク~少女アマル、8000キロの旅~


シリア難民の少女が、社会に問いかける力強いメッセージが込められた作品。高さ3.5メートルの人形アマルが、ヨーロッパを横断しながら同様の境遇にある人々と出会う旅を描いています。

2. 永遠の故郷ウクライナを逃れて


ウクライナからの避難者の心情を追った作品で、恐怖の中にある人々の様々な思いを記録しています。監督自らが運転し、移動の中で見えてくる多くの人々の姿が描かれています。

3. ピース・バイ・チョコレート


シリア内戦から逃れた家族がカナダで挑戦する姿を描くシリア難民のサクセスストーリー。家族の絆や新たな生活の希望が描かれており、心温まる内容です。

4. 孤立からつながりへ~ローズマリーの流儀~


孤立した難民女性たちがコミュニティとのつながりを持つまでの過程が描かれます。異文化をもつ人々がどのようにして結びついていくかを探るドキュメンタリーです。

5. 学校をつくる、難民の挑戦


アフガニスタンの難民が教育の場を作り上げる実話が描かれます。友情とコミュニティの力が希望をもたらす様子が感動的に表現されています。

6. ぼくたちは見た -ガザ・サムニ家の子どもたち-


過去のガザ地区での悲劇を描いた作品で、失われた家族を抱える子どもたちの生きる力や人間的な絆が映し出されています。

特別イベント



映画祭の期間中、監督や撮影監督によるトークショーも実施される予定です。特に、「ザ・ウォーク」のタマラ・コテフスカ監督とジャン・ダカール撮影監督が11月7日に来日し、直接作品についての話を聞くことができる貴重な機会です。

参加方法と参加費用



参加はオンライン及び劇場で行われます。申込受付は、公式ウェブページで行われており、寄付つき鑑賞(1000円~)または無料鑑賞の選択が可能です。特に将来を担う若者が参加しやすいように、無料鑑賞の選択肢が用意されています。

UNHCR親善大使・MIYAVIのメッセージ



UNHCR親善大使のMIYAVIは、映画祭の意義について語り、「この映画祭を通じて、現実の難民の声を知り、その中にある希望を強く感じることができる」と述べています。

難民映画祭の意義



この映画祭は、日本で難民問題を考えるための重要な場であり、無数の難民のストーリーを伝える役割を果たしています。過去の映画祭では265作品が上映され、多くの人々に来場頂き、理解と共感を広げることを目的としています。

ぜひ、この機会に映画を通じて難民のリアルな姿に触れてみてはいかがでしょうか。映画祭の詳細は【公式ウェブサイト】で確認して、お申込みをお待ちしています。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人 国連UNHCR協会
住所
東京都港区南青山6-10-11 ウェスレーセンター3F
電話番号
03-3499-2450

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