全国で林業の未来を考える『森林の仕事ガイダンス』開催

全国森林組合連合会が主催する『森林の仕事ガイダンス2013』が、大阪と東京で開催されます。このイベントは林業に興味を持つ方々を対象にしており、新しい林業作業士であるフォレストワーカーを育成・確保することを目指しています。参加者には、林業に関する情報が提供され、実際の仕事内容や就業までの流れを知ることができます。

開催詳細

大阪でのガイダンスは1月19日（土）にOMMビルで行われ、13:00から17:00の間に実施されます。場内では、北海道から九州までの各地の林業労働力確保支援センターが参加して、18の相談ブースを設け、各地域の林業についての情報提供が行われます。また、参加者は「オリエンテーションコーナー」を利用して、日本の林業の現状や就業の流れに関する説明を受けることができます。

一方、東京会場は1月26日（土）に東京国際フォーラムで開催され、同様に13:00から17:00までです。こちらでは、北海道から宮崎にかけて、多様な都道府県からの情報が提供される予定で、20の相談ブースが設置されます。両会場とも、参加にあたっては年齢や性別に制約はなく、参加費も無料です。事前の申し込みも不要で、興味のある方は当日そのまま会場に足を運ぶことができます。

相談内容

ガイダンスの場では、参加者の疑問に直接答えることを目的とした相談コーナーが設けられています。特に、林業の内容や就業状況について具体的に知りたい方には、実際に現場で働く研修生からの体験談や生活話を聞くことができる「緑の研修生トークショー」が行われます。これにより、参加者は林業についての理解を深める良い機会となるでしょう。

加えて、林業の道具を展示するスペースも設けられ、実際に使用される道具や機器についても触れることができます。林業に触れ合うことで、より具体的なイメージを持ってもらえればと考えています。

両会場での特典

また、会場には全国森林組合連合会のブースも併設されており、総合的な相談を受け付けています。「緑の雇用」についての情報が集まっているウェブサイトRINGYOU.NETも紹介され、林業に関心のある参加者には非常に役立つ情報が得られることでしょう。

興味を持つ方々には、ぜひとも足を運んでいただき、林業の魅力を体感してほしいと思います。林業は持続可能な社会作りにも貢献できる職業であり、今後の日本の林業の未来について考える良い機会です。