Tricolage株式会社がGSTCツアーオペレーター認証を2年連続で更新
Tricolage株式会社(東京都渋谷区)は、持続可能な観光の実現に向けた重要な一歩を踏み出しました。グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)の認証を2年目にして再び獲得したことを発表しました。この認証は、持続可能な観光の基準を持つ国際的な団体によって与えられるものであり、Tricolageの持続可能な観光に対する情熱とコミットメントが再評価された証です。
TricolageとGSTCの関係
TricolageがGSTCツアーオペレーター認証を取得したのは2022年12月のこと。日本国内では初めての事例となり、持続可能な観光に関する取り組みが注目されました。そして、今年の更新によってその実績が強化されました。GSTC自体は、持続可能な観光の基準を設定・管理する非営利団体で、多くの国や事業者がその理念に賛同しています。日本においては、観光庁が2020年からGSTCのメンバーとして参画しています。
認証の評価基準
GSTCの認証は、4つの主要な柱に基づいて行われます。これには、持続可能な経営、社会・経済的インパクト、文化的インパクト、環境への影響が含まれています。Tricolageはこれらの基準を達成することで、持続可能性を重視したビジネスモデルの確立を目指しています。
1.
持続可能な経営:事業の成長と責任ある観光を両立させるための長期的な戦略を実施。
2.
社会・経済的インパクト:訪問者が地域社会に貢献できるよう、倫理的な観光を通じて支援。
3.
文化的インパクト:地域の文化を守り、次世代に継承することを重視。
4.
環境への影響:事業運営において環境負荷を最小限に抑える努力。
CEOの見解
代表取締役のベンジャミン・ウォン氏は、更新の成功について「GSTCツアーオペレーター認証を2年連続で更新できたことは、私たちの持続可能性への長期的な取り組みの証です。Tricolageでは責任ある観光を継続的な旅と考え、事業全体で持続可能性を優先し続けます」とコメントしました。彼のビジョンは、企業活動を通じて持続可能な観光の新たな基準を築くことです。
今後の展望
Tricolageは、今後も持続可能な観光の向上に貢献し、業界全体を牽引する存在であり続けることを誓います。特に、観光業が直面する様々な課題を克服し、新しい観光モデルの開発に挑戦していく意欲に満ちています。サステナブルな観光の一環として、観光コンサルティングやオーダーメイド旅行の提供を通じて、多くの顧客と地域社会に新しい価値を提供することを目指しています。
Tricolageの未来を見据えるとともに、持続可能な観光の発展に寄与できる企業として、今後の活動にも大いに期待が寄せられています。