防災アプリ「全国避難所ガイド」が海の安全情報を新たに提供開始

防災アプリ「全国避難所ガイド」が新機能を追加

ファーストメディア株式会社が開発した防災情報アプリ「全国避難所ガイド」が、2023年8月19日より新たに海上の安全情報を提供する機能を追加しました。このアプリは、2011年から運用されており、現在地周辺の避難所を自動的に検索し、様々な防災情報を提供しています。

新たに追加された機能について

今回のアップデートでは、陸上の防災情報だけでなく、海上の警報や気象情報、さらには海上保安庁からの安全情報も視覚化されるようになりました。船舶運航者やマリンレジャーを楽しむ方々にとって、この機能は特に重要です。具体的には、気象庁が発行した海上警報や緊急情報を、全国避難所ガイドアプリを通じてリアルタイムに確認できるようになっています。

どのように活用できるのか？

このアプリは、ユーザーの現在地に基づいて海上警報をマップに表示します。さらに、現在地の海域に警報が発令された場合、プッシュ通知も行われるため、見逃すことがありません。これにより、ユーザーは安心して海での活動に臨むことができるでしょう。

また、海上安全情報、気象現況、ライブカメラも表示するため、より多くの情報を一元的に管理できます。特に、緊急情報が発信される場合も、プッシュ通知でユーザーに直接通知されます。

全国避難所ガイドの主な機能

このアプリは多岐にわたる防災機能を持っています。

- GPS機能により、現地周辺の避難所や避難場所を自動検索。
- 現在地に発令された避難情報をプッシュ通知で知らせる機能。
- ハザードマップの表示（土砂災害、洪水、津波など）。
- 安否確認機能やオフラインでの使用も可能です。
- 多言語対応（英語、中国語、韓国語）も行っているため、外国人にも利用しやすい設計になっています。

データベースAPIの提供

さらに、全国避難所やハザードマップ情報、海上警報のデータベースAPIも提供されています。これにより、自治体や企業が独自の防災情報サービスを提供するための基盤としても利用可能です。

このアプリは、App StoreやGoogle Playからダウンロードすることができます。防災への意識が高まる中、「全国避難所ガイド」の活用がさらなる安全につながることを期待します。