陸上競技の新星、田中希実選手がセイコーとサポート契約
陸上競技で多くの記録を保持する田中希実選手が、セイコーグループ株式会社とサポート契約を結び、同社の「Team Seiko」に新たに加わることが発表された。
田中選手は、1999年生まれの兵庫県出身で、2022年に同志社大学を卒業。彼女は1000m、1500mなどさまざまな距離で日本記録を持つ実力派アスリートで、2020年東京オリンピックや2024年パリオリンピックの代表選手でもある。
セイコーとのパートナーシップについて、田中選手は以下のようにコメントしている。「私がこのチームに加わることができ、とても光栄です。SEIKOの精密な計時技術とスピリットを尊敬しています。アスリートには理解し合える仲間が必要で、その点でSEIKOとの関係は心強いです。これから共にスポーツの歴史を刻んでいけることをワクワクしています。」
スポーツクリニックの開催
田中選手は、2025年3月15日に沖縄で「時育®セイコースポーツクリニック 陸上中距離編」を開催することも決定した。このクリニックでは、沖縄県内の中高生を対象にした実技指導を行う予定で、田中選手自身が講師となって陸上の楽しさや技術を伝える。クリニックのテーマは“時育”。これは、アスリートたちが提供する実技を通じて、スポーツを楽しみながら時間の価値を学ぶプログラムだ。
当日は、約50名の中学生と高校生が参加し、田中選手から直接指導を受けることができる貴重な機会となる。参加者は世界大会で使用される計測機材などにも触れ、アスリートの視点からスポーツを学べる。
Team Seikoの理念
セイコーの「Team Seiko」は、スポーツを通じて感動を生み出し、未来を笑顔であふれさせることを目的にしたアスリートの集まりである。田中選手以外にも、山縣亮太選手や佐藤翔馬選手など、さまざまなジャンルのアスリートが揃っている。これらの選手は、競技に励むだけでなく、次世代育成活動を通じて、若い世代に時間の重要性を伝えていく役割も担っている。
今後の展望
田中選手は新たなパートナーとしてセイコーを迎え、さらなる高みを目指す意欲を語っている。彼女の活動は、スポーツファンや若者にとって大きな刺激となるだろう。「Team Seiko」の一員として、今後も競技を通じた挑戦を続け、自らの成長とともに周囲にも良い影響を与えていくことが期待されている。彼女の活躍から目が離せない。
田中選手公式サイトにて、さらに詳しい情報や応援メッセージを確認できるので、ぜひチェックしてみて欲しい。