統合報告書作成を学ぶオンライン講座の詳細とメリット
2026年2月17日(火)、株式会社宣伝会議が運営する「環境ビジネス」による「統合報告書作成ディレクション基礎講座」がオンラインで開催されます。この講座は、企業のサステナビリティ、経営企画、広報、およびIR担当者を対象にしており、特に新任の担当者に向けた内容が組まれています。
講座開催の背景:急増する発行企業とその課題
最近、コーポレートガバナンス・コードの改訂や人的資本経営への注目が高まった結果、日本で統合報告書を発行する企業が急増しています。その数はすでに1,000社を超えており、今後もさらなる拡大が見込まれています。しかし、この急速な普及により、多くの企業で「制作担当者のスキル不足」と「育成の難しさ」という課題が浮上しています。
例えば、他の部署から急に異動してきた社員が「何から始めれば良いのか分からない」と感じているケースや、前任者なしで「個人的な方法で制作しているが正解が分からない」といった声が寄せられています。広報、総務、人事など異なるバックグラウンドを持つ社員が統合報告書の作成を担当するケースも多く、専門知識の習得や複雑な開示実務への対応が急務となっています。
このような背景を受け、本講座は新任担当者が「開示戦略の全体像」を理解し、それを社内でフィードバックできるような「ディレクション能力」を短期間で効率的に習得することを目的としています。
講座の特長:スキル養成の3ステップ
この講座はただのマニュアル解説にとどまらず、実践的な知識が詰まっています。具体的には、以下の3つのステップで構成されています。
1. 基礎:媒体の役割と全体設計の理解
有価証券報告書やサステナビリティレポートなど、さまざまな開示媒体の役割を整理し、統合報告書が果たすべき「ハブ」としての機能を学びます。投資家視点での全体最適に向けた理解を深めます。
2. 実践:「作らされる」から「作りたくなる」企画への転換
新任担当者が陥りやすい「情報の羅列」を脱し、PBR向上に繋がる「価値創造ストーリー」を描く方法を探ります。クリエイティブな発想と現場の協力を得るためのプロジェクト推進の知見も学べます。
3. 事例:先進企業のリアルな実践
株式会社レゾナック・ホールディングスとエバラ食品工業株式会社の現役担当者が参加し、実際に彼らが直面した課題や成功事例について語ります。これにより、一般には語られない制作現場のリアルを知ることができます。
講座のカリキュラム概要
講座は4つの主要な部に分かれています。
- - 第1部では開示戦略の全体設計を学び、「なぜ開示が経営変革の起点になるのか」を解説します。
- - 第2部では「作りたくなる」報告書制作のための本質的な企画立案やクリエイティブの重要性について説明します。
- - 第3部ではレゾナックの事例を基に「対話が生まれる企業文化の形成」について深堀します。
- - 第4部ではエバラ食品の事例を通じて、長期ビジョンを「自分ごと」にする方法を探ります。
講座の実施概要
この統合報告書作成ディレクション基礎講座は、2026年2月17日(火)10時から16時20分までの間、オンラインにて開催され、受講料は49,500円(税込)です。
この講座は、以下のような方に特におすすめです:
- - 新しく統合報告書の担当に就任し、基礎から実務まで一度に学びたい方
- - 過去の活動報告を投資家視点の戦略的開示に更新したい方
- - 社内の各部門を巻き込むプロジェクト推進や合意形成に困っている方
本講座への申し込みは、
こちらのリンクから可能です。