車椅子ユーザー向けの新しい暑寒対策商品が登場

車椅子ユーザーのQOL向上に寄与する新商品

株式会社ピーエーエスは、障害のある方や車椅子で生活する方々に向けた新製品「PINTO W COOL」と「HEAT-KET」を発表しました。これらの製品は、会社の代表取締役である作業療法士の野村寿子氏が40年以上の経験を基に開発され、車椅子ユーザーの日常生活をさらに快適にすることを目的としています。

暑さ対策「PINTO W COOL」

「PINTO W COOL」は、特許技術を利用しており、空調服®の風の流れを活用して汗を気化させ、体感温度を下げることで快適さを提供します。この製品は、姿勢をしっかり保持する「クロスバランス技術」を採用しており、独自の3次元立体構造によって、長時間の使用でも体の負担を軽減します。また、特殊樹脂素材による優れた通気性も特長の一つで、衛生面にも配慮されており、丸洗いが可能です。既に関西万博でも多くの方々にその効果を実感していただいております。

寒さ対策「HEAT-KET」

一方の「HEAT-KET」は、クラウドファンディングでの成功が示す通り、多くの支持を受けてきました。柔らかい樹脂構造に空気を含ませ、自然で心地よい温かさを実現したこの製品は、使用シーンによって「着る」「巻く」「かける」といった多様な使い方ができます。これは、家庭内外問わず、体を優しく包み込み、寒い季節でも心地よさをもたらします。

運営者の理念と背景

野村氏は、「障害のある方の困りごとを一生懸命考えて作った商品は、必ずみんなの役に立つ」との信念のもと、これらの製品を開発しました。暑さや寒さがもたらすストレスを軽減し、心地よく過ごせる環境を整えることに力を入れています。これらの新商品は、車椅子ユーザーに限らず、すべての人に快適な暮らしを提供することを目的としています。