鳴門市で新たな魅力を発見!
現在、鳴門市では新しい試みとして、福祉関連の職場での体験を提供する"おとなのおしごと体験"が開始されます。これは、地方の事業所の人手不足を解消し、地域に定住する若者を増やすためのUIJターンインターンシップの一環です。参加者は、全国から集まり、医療、介護、保育など多様な分野での仕事にチャレンジします。
取り組みの背景
「おてつたび」は、若者と地方の事業者を結びつけるマッチングサービスです。特に農業や観光業などで人手不足が深刻化している地域において、"働きながら旅をする"スタイルが注目を集めています。鳴門市はこのプラットフォームを通じて、全国から参加者を募り、実際に地域での活動を体験してもらうことで、地方創生を目指しています。
このインターンシップの第一弾は、徳島県福祉人材センターと徳島県看護協会と連携し、医療、介護、保育の現場での体験をダイレクトに提供します。この試みは、参加者にとっては実践的な経験を積むチャンスであり、地域にとっては新たな人材を迎え入れる機会となります。
インターンシップの内容
- - 実施期間: 令和7年8月3日(日)から9日(土)まで
- - スケジュール:
- 8月3日: 参加者到着
- 8月4日・5日: 仕事体験
- 8月6日: 観光ツアー
- 8月7日・8日: 仕事体験
- 8月9日: 解散
参加者は、特異な渡船で通勤しながら仕事を体験し、その合間には地域の観光を楽しむプレミアムなプログラムが組まれています。各事業所で受け入れが行われる参加人数は合計6人、各事業所に2人ずつの配置となります。
仕事内容の詳細
1.
鳴門山上病院
- 医療関連の体験として、療養環境の整備や患者の見守り、食事・入浴準備などを行います。
2.
特別養護老人ホーム 鳴優荘
- 介護現場では、入居者の見守り、作品作りの補助、シーツ交換などを担当します。
3.
幼保連携型認定こども園IZUMI
- 保育現場では、子どもたちと遊び、見守りやお昼寝の準備などを行います。
仕事以外の魅力も
仕事の合間には、鳴門市の美しい自然と文化を楽しむ観光ツアーも用意されています。地元の食材を使用した料理や名所を巡ることで、参加者は鳴門市の魅力を肌で感じることができるでしょう。
地方移住を促進する取り組み
鳴門市では、すでに「半農半X」をコンセプトにしたシェアハウス事業を実施し、多くの参加者を伴っています。この事業がきっかけとなり、今年に入って自治体と連携協定を結び、さらに地方への移住促進を加速させています。
今後、このインターンシップが行われることで、参加者が地域に愛着を持ち、定住することを期待しています。特に医療・介護・保育の分野は人手不足が深刻であり、今回の取り組みが解消の一助となるでしょう。
お問い合わせ
興味のある方は、鳴門市役所産業振興部商工政策課へご連絡ください。電話番号は088-684-1730です。これを機に、ぜひ地域とのつながりを深めてみてください。