サウナライフを変える新スタイル、「ととのう2.0」とは？

最近、サウナの人気が高まり、多くの人がその健康効果を享受しています。しかし、その一方で、事故や体調不良が増加しているという現実もあります。そんな中、公益社団法人日本サウナ・スパ協会は、サウナをより安全かつ楽しい体験にするための新しい入り方「ととのう2.0」を発表しました。この新ルーティンは、サウナ愛好者にとって必見です。

「ととのう2.0」のコンセプトとは？

「ととのう」はサウナを楽しむための合言葉でしたが、それを更新した「ととのう2.0」はより具体的で、安全性を重視したサウナの入り方です。これまでは、サウナ→水風呂→休憩という3つのステップが主流でしたが、今回の発表ではサウナに入る前から水分補給を重視し、「水分補給→サウナ→水風呂→休憩」の4ステップを推奨しています。

サウナでの事故は、主に温度変化や発汗による立ちくらみが原因です。そうした事故を防ぐためには、事前の水分補給が効果的だとされています。「ととのう2.0」は、健康的なサウナ浴の質を向上させる新たな指針を示しています。

サウナ前の水分補給の効果とは？

調査によると、サウナ前に水分補給を行った76％の回答者が、より深く「ととのった」と実感しています。特に、以下のような点が支持されています。

- より多く汗をかける：サウナの効果を最大限に引き出す。
- 体への負担が軽減：健康的なサウナ体験を提供。
- サラサラの汗：気持ちよくサウナタイムを過ごせる。

また、サウナ一回で出る汗の量は約300〜400mlですが、200ml程度の水分補給が推奨されています。サウナ前と後に同じ量の水分を摂取し、体内の水分をリフレッシュさせる「水分の入れ替え」が鍵です。このプロセスを通じて、サウナの質が向上すると言われています。

全国のサウナ施設でのイベント

3月7日「サウナの日」に合わせて、一部のサウナ施設では「ととのう2.0」を実感するためのイベントが開催されます。来館者には、汗と共に失われる電解質を補給するためのポカリスエットイオンウォーターが無償配布される予定です。この取り組みにより、より多くの人々に「ととのう2.0」の理念を広めていくことを目指しています。

伝えたいメッセージ

日本サウナ・スパ協会の会長である吉田秀雄氏は、「サウナを楽しむためには、事前の水分補給が不可欠である」と語ります。新しい習慣として「ととのう2.0」を実践することで、より充実したサウナライフを送ることができるでしょう。そして、大塚製薬の担当者も、サウナを通じて最高のリフレッシュメントを得られるようサポートしていくとコメントしています。

まとめ

「ととのう2.0」は、サウナの楽しみ方を進化させる新しい提案です。安全に、そして健康的にサウナを楽しみたい方にとって、この新ルーティンはまさに必見です。今後のサウナライフのスタイルを変え、より良い体験へと導いてくれることでしょう。ぜひ、「ととのう2.0」を取り入れて、次回のサウナ訪問を楽しんでみてください。