フォースバレーがCSSホールディングスに外国人材を紹介
2025年5月9日、フォースバレー・コンシェルジュ株式会社が、CSSホールディングスにて外国人材7名の入社式を行いました。この試みは、フォースバレーにおける初の外国人材のスチュワード職採用事例となります。これにより、若手人材のマネージャー候補としての活躍も期待されています。
外国人材の背景
今回入社した人たちは、主にネパールとインド出身で、ホスピタリティ関連の大学を卒業し、業界での実務経験を持つ優れた人材です。彼らは、技術・人文知識・国際業務という在留資格を保持しており、特にスチュワード職でのマネージャー候補として活躍することが期待されています。2024年9月に選考されて以来、入社までは日本語学習を行い、月1回のグループ面談を通じて、CSSホールディングスの社員との交流を続けてきました。
取り組みの重要性
今回の外国人材の採用は、CSSホールディングスにとっても画期的な挑戦と言えるでしょう。これまで若者の採用が課題であった同社にとって、ネパールの志ある若者を迎えることは、社内の活性化とグローバル化を促進する第一歩となります。さらにこの取り組みは、2024年12月発売の『会社四季報』で紹介される予定であり、多くの期待が寄せられています。
サポート体制
入社前後において、CSSホールディングスは以下のような充実したサポート体制を整え、それぞれの外国人材がスムーズに社会に適応できるよう取り組んでいます。
入社前の支援
- - 初級レベルの日本語教育を提供。
- - 毎月1回のオンライングループ面談を実施。
- - 業務内容や生活面の事前オリエンテーションを実施。
- - 入国前後の生活立ち上げ支援(空港送迎、銀行口座開設、住民登録など)。
入社後の支援
- - 最初の4ヵ月は半日を日本語教育にあてるカリキュラム。
- - 現場でのトレーニングはネパールおよびスリランカ出身の社員が担当し、多言語で対応します。
今後の展望
フォースバレーは、ホスピタリティ業界において外国人材の中核を担う人材を育成していく方針を掲げています。これを単なる労働力の確保ではなく、次世代の担い手の育成として理解し、今後も企業との連携の中で質の高いマッチングと定着支援に努めていく予定です。
会社概要
CSSホールディングス株式会社
- - 証券コード: 2304
- - 所在地: 東京都中央区日本橋小伝馬町10番1号
- - 設立: 1984年12月
- - 事業内容: ホテル、レストランにおけるスチュワード業務及び空間プロデュースなど。
- - 公式サイト: CSSホールディングス
フォースバレー・コンシェルジュ株式会社
- - 国境を越えたハイスキル人材の採用及び定着支援事業を行っています。
- - 自社開発のデータベースには186の国と地域から約46万人の人材が登録されており、多数の企業に対する支援を行っています。
- - 公式サイト: フォースバレー・コンシェルジュ
この新たな取り組みにより、今後の展開がますます楽しみですね。