大阪の新名物、夢シルクさつまいもあんぱんが登場！

今年創業78周年を迎える株式会社ダイヤが運営する「クックハウス」では、2024年10月15日から大阪産ブランドさつまいも「夢シルク」を使用した「あんぱん」を販売します。この「夢シルクのさつまいもあんぱん」は、テイクアウトで270円（税込）、イートインでは275円（税込）で購入可能。販売は大阪と奈良のクックハウス全24店舗で行われる予定です。

夢シルクの特徴は、その濃厚な甘みと絹のような滑らかな舌触りにあります。パン工場で生のさつまいもを焼き芋にし、それをシンプルな材料、砂糖、塩、はちみつで調理したさつまいも餡に仕上げています。更に、通常のあんぱんに比べて生地に対する餡の量は1.5倍と、夢シルクの風味をより感じられる構成になっています。

この夢シルクを栽培しているのは「オオサカポテト」という若手農業団体です。彼らは大阪の都市農業が抱える独自の課題を克服すべく立ち上がり、農業を通じて地域社会の環境を良くすることを目指しています。彼らの掲げる三つの夢「子ども達へ自然豊かな未来を届けたい」「畑と生産者を繋げたい」「耕作放棄地をなくしたい」を実現するために、日々努力を重ねています。

夢シルクの美味しさの秘密の一つが、大阪竹炭を活用した特殊な栽培方法にあります。千早赤阪村にいる竹事業者と協力し、放棄された竹林を整備して炭化、土壌改良に役立てています。このミネラル豊富な竹炭により、夢シルクはより上質な甘さととろける食感を生み出されています。さらに、収穫後は30日から150日間熟成することで、デンプンが糖化し濃厚な甘みを引き出します。

クックハウスのパン職人は、自ら夢シルクの収穫体験を行い、その特性を学びました。最初は低温でじっくり焼き芋を作っていましたが、焼き芋が柔らかすぎてパンと合わせるには適しませんでした。何度も試作を重ね、最終的には高温短時間の焼き方でキープしたい美味しさをパンと合わせるさつまいも餡を完成させました。

このようにして誕生した「夢シルクのさつまいもあんぱん」は、大阪ならではの風味を存分に楽しめる商品です。クックハウスの店舗で手軽にお求めでき、あなたの味覚を満足させるでしょう。ぜひ一度、足を運んでその素晴らしさを味わってみてください。