イトーキの新たな挑戦、三菱総研DCSオフィス
株式会社イトーキが手掛けた三菱総研DCSの新本社オフィスが、東京港区に新たに誕生した。このプロジェクトは、イトーキの独自のデザイン理念をもとに進められ、コンセプト立案からインテリアデザイン、グラフィックサイン、植栽、さらにAV/ICT機器のコーディネートに至るまで、トータルでのデザインが展開された。
「Grow UP!」をテーマにした空間
今回のオフィスデザインの中心的なテーマは「Grow UP!」。これは、企業と個人が共に成長できる場所を創造するという意図が込められている。新オフィスは、延床面積が約9,800㎡に及び、3つのフロアに分かれている。それぞれのフロアは、企業の成長を象徴するストーリーを具現化しており、エンゲージメントを高める工夫がなされている。
デザイン面では、各フロアをつなぐ内階段が重要な役割を果たしており、単なる移動手段ではなく、社員同士の意外な出会いや会話を生む場として設計されている。この階段を通じて、フロア間の距離を縮める意図があり、社内のコミュニケーションを活性化させる要素となっている。
各フロアの特徴
この新オフィスは、6、7、8階の各フロアに異なるテーマが設けられている。
発展の基盤を意味する土壌がテーマとされ、信頼感を感じられる落ち着いた空間が広がる。ここでは、社員が安心して仕事に集中できる環境が提供されている。
成長を促す居場所としての森林をイメージ。このフロアでは、よりフレキシブルな働き方が可能で、自然と触れ合える要素が取り入れられている。
更なる発展と未来への挑戦を象徴する空。このフロアは、視覚的にも開放感が感じられるデザインとなっており、自由な発想を促す工夫が随所に見られる。
ビジュアルコンセプト
オフィス内の壁面には、成長を象徴する一本の木が描かれたオリジナルグラフィックが施されている。これは、視覚的にも成長のストーリーを体感できる演出であり、デザインが企業文化とどのようにリンクしているのかを表現する要素となっている。
デザインギャラリーサイトでの紹介
今回のプロジェクトに関する詳細は、イトーキが運営するデザインギャラリーサイト「ITOKI WORK-Style Design」にて紹介されている。ここでは、最新のオフィスビジュアルや空間設計のコンセプト、担当デザイナーのプロフィールなどが豊富に掲載されており、デザインへの理解を深めることができる。
ITOKI WORK-Style Design
この新たなオフィス規模、デザインコンセプト、そしてそれがもたらす効果は、今後の職場環境において新しいスタンダードを創出することが期待される。イトーキの挑戦は、これからも多くの企業に刺激を与え続けるだろう。
まとめ
三菱総研DCSの新本社オフィスは、企業としての成長と働く人々の個としての成長が共に育まれる空間である。イトーキの精緻なデザインにより、社員は快適に過ごし、新たな発想やコミュニケーションが生まれる場所としての役割を果たしている。各テーマが見事に融合したこの空間は、今後のオフィスデザインの先進的な事例となるだろう。