Wi-Fi 7と5Gを融合した新モバイルルーター『HYBRID Wi-Fi® 5G NC03』が登場
株式会社ネットワークコンサルティングは、2025年11月6日に新たなモバイルルーター『HYBRID Wi-Fi® 5G NC03』を発表しました。この製品は、Wi-Fi 7および5G通信に対応し、様々なユースケースに柔軟に応える設計が特徴です。今回はその主要機能や特長について詳しく紹介します。
1. 先進的な通信技術を搭載
『HYBRID Wi-Fi® 5G NC03』は、日本初のWi-Fi 7対応モバイルルーターとして、最新のQualcommチップセットを採用。これにより、2.4GHz、5GHz、さらには6GHzの複数周波数帯で同時接続が可能です。最大64台のデバイスを接続でき、下り最大速度3.5Gbps、上り286Mbpsを実現します。これにより、従来のルーターと比較して大きなスループットの向上が期待できます。
2. 安全性の高い5G SA端末
さらに、本製品はKDDI株式会社およびUQコミュニケーションズ株式会社からのIoT認証を取得済みであり、5G SAおよびNSAの両方の通信方式に対応。これにより、MVNO事業者が安心して商用利用を開始できる高い信頼性を確保しています。
3. フレキシブルな接続性
UQ SIMをはじめとするMNOSIM、MVNOSIM、クラウドSIM、eSIMといった多様なSIMに対応することで、利用環境に応じた最適なキャリア選択が可能です。これにより、通信障害時や災害発生時にも冗長性が確保され、安全な通信環境が維持されます。
4. 国内外での幅広い利用シーン
国内での使用に加え、162か国以上でクラウドSIMが利用可能なので、旅行や出張などさまざまなシーンにおいて一台で幅広いニーズに対応します。
5. 高機能な位置情報取得
本製品にはGPSやGlonass、Beidou、QZSS(みちびき)に対応した位置情報取得機能があり、事業者向けの車両管理や物流トラッキング、防災時の支援端末としても活用できます。これにより、安全で効率的な運用が可能となります。
6. 優れたバッテリー性能と利便性
5,000mAhのバッテリーを搭載しており、5G SAモードとWi-Fiを併用しても11時間以上の使用が可能です。また、オプションのクレードルを通じて、据え置き型のホームルーターとしても使用できます。
7. 期待されるユースケース
このモバイルルーターは、MVNO事業者だけでなく、レンタカー業者や物流、自治体の防災用途など、幅広く応用可能です。一般ユーザーにとっても、自宅、外出、海外での利用を一台で完結し、通信費の最適化が図れます。
商品スペック
- - 商品名:HYBRID Wi-Fi® 5G NC03
- - サイズ:140 × 74 × 17.8 mm
- - 重量:約225 g
- - バッテリー容量:5,000 mAh
- - 最大通信速度:下り最大3.5Gbps/上り最大286Mbps
- - 最大接続台数:64台
新しい『HYBRID Wi-Fi® 5G NC03』は、ますます進化する通信環境に応じて、多様なニーズに応える革新的な製品です。詳細情報は、
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