新しい価値を生み出す試み
京阪ホールディングスと京阪電気鉄道、そしてCrewwが協力して、スタートアップ企業を対象にした新しい事業共創プログラム「京阪電車 事業共創チャレンジ 2025」が始まります。このプログラムは、スタートアップが持つ革新的なアイデアを活かし、地域社会に新たな価値を提供することを目的としています。応募の受付が2025年2月4日から始まり、同年3月18日まで実施されます。
イベントの日程と内容
本プログラムの立ち上げに際して開催されるリバースピッチイベントは、2025年2月25日に、大阪・京橋の「QUINTBRIDGE」で行われます。このイベントでは、京阪電気鉄道が求める共創テーマについてプレゼンテーションを行い、スタートアップ企業が公開ピッチを通して自社の提案を発表します。
どのようなアイデアを求めているのか
本プログラムでは、以下の4つのテーマでアイデアを募集しています:
1.
地域の魅力再発見:駅や沿線エリアを魅力的にするための企画。
2.
駅の場の進化:駅を生活のプラットフォームに変えるサービス。
3.
データ活用:乗降客数データ等を活用したアイデア。
4.
交通の安全性向上:画像解析を活かした鉄道安全性の向上提案。
これらのテーマに基づくアイデアは、京阪電鉄の持つ豊富なリソースを活用して実現していくことが期待されています。
参加方法とエントリー
参加を希望するスタートアップ企業は、Crewwのウェブサイトに設けられた専用ページからエントリーできます。また、参加者同士のマッチングや事業化支援についても、オンライン上で行う「Creww Growth」というプラットフォームが用意されています。選考結果は2025年4月下旬に発表され、事業化に向けた実証実験は2025年度内に実施される予定です。
京阪グループについて
京阪グループは、大阪・京都・滋賀を中心に運輸事業だけでなく、不動産や流通、レジャーサービスなど多岐にわたるビジネスを展開しています。「こころまち つくろう」というスローガンのもと、地域社会と共に成長し、社会的な価値創出を目指しています。また、近年は「BIOSTYLE」という健康的で楽しいライフスタイルの提供にも取り組んでいます。
このプログラムは、地域の発展を促進する重要な機会となることでしょう。応募者の創造的なアイデアがどのように地域に新たな価値を生み出すのか、今後の成り行きが非常に楽しみです。