株式会社ラクス、AIを駆使した新機能を発表
株式会社ラクスは、経費精算システム「楽楽精算」におけるAIの利活用に関する新たな取り組みを発表しました。2024年10月から実証実験がスタートし、2025年上半期にはAIによる経費申請入力補助機能が実装される見込みです。これにより、経費精算の精度向上と業務効率化が期待されています。
業務環境の変化とAIの必要性
近年、デジタル化が進む中、多くの企業が経費精算においても電子化を進めています。しかし、依然として紙やExcelを使用する企業が多く、手書きや手入力によるミスが頻発しています。これにより、申請者や経理担当者にとって大きな負担となっています。ラクスの「楽楽精算」は、このような状況を改善すべくAIを活用した新機能の開発に踏み切りました。
新機能の概要
「楽楽精算」の新機能では、AIが過去の申請データや領収書情報を元に経費項目を自動で推薦します。申請者は、自身の入力作業を軽減でき、経理担当者は目視での確認作業が減少します。これにより、申請ミスの削減を目指します。
特に、経費申請においてよくある間違いは、適切な経費項目の選定ミスです。AIは経験的データを元に申請者に最適な選択肢を提示し、自動で入力することで、申請者のストレスを軽減します。
業務効率化の一環として
この実証実験は、経費精算業務の更なる効率化を図るための一環として進められます。ラクスでは、このAI機能を正式に実装することで、経費精算のプロセスが大幅に向上し、申請から承認、精算までのワークフローの円滑化を図ります。
ラクスは、導入企業のニーズを敏感にキャッチし、常に使いやすいシステムの提供を目指しています。すでに「楽楽精算」は、累計で15,000社以上に導入されており、その信頼性と利便性が高く評価されています。
今後の展望
ラクスは今回の実証実験を通じて得られるデータやフィードバックをもとに、さらなる機能改善に取り組む方針です。AIを活用した機能アップデートを常に行うことで、経費精算に携わる全ての人々の負担を軽減し、業務の質を向上させるサービスを今後も提供していきます。
公式サイトでは「楽楽精算」の詳細情報や、AI機能の導入に関する情報が公開されているため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
会社概要
株式会社ラクスは、2000年に設立され、東京都渋谷区に本社を置いています。主にクラウドサービス事業を展開し、経費精算を効率化するシステムを提供しています。スムーズな経費申請のために、多様な機能を持つ「楽楽精算」は今後さらに進化し続けることでしょう。