X1StudioがihD創業者との差別化を図りグローバル展開を加速

X1Studioの新たな戦略的提携

2025年5月26日、X1Studio株式会社は、アジア太平洋地域で22年以上の実績を持つテクノロジーコンサルティング企業、ihD Ltd.の創業者であるイアン・ハリス氏より株式を取得したことを発表しました。この提携は、両社間の長年の協力関係を踏まえたものであり、新たなグローバル市場の成長とイノベーションへの一歩となることが期待されています。

X1Studioのビジョン

X1Studioのファウンダー兼代表取締役社長であるウィリアム・アチュリ氏は、「約10年間、ihDと密接に連携してきた中で、ihDチームのプロフェッショナリズムに常に感銘を受けてきました。イアン氏の築いてきたレガシーは素晴らしく、今後、新たに設立された取締役会の指導の下、ihDはさらなる発展を期待できるでしょう」と話しました。新たな取締役にはエイドリアン・リム氏、チョン・コク・シオン氏、アルフィー・チェン氏が就任しています。

両社の協力体制

提携により、X1StudioとihDは東京、シンガポール、香港、上海、北京、深圳、クアラルンプール、ノイダにおいて150名を超える専門家を集結させ、ホスピタリティやビル技術分野において更なる強化を図ります。両社はこれまでにアジア全域で約600件のプロジェクトを成功に導いており、これが成熟した専門性と顧客からの信頼に基づくものだと言えるでしょう。

新たなソリューションへの期待

ihDの取締役エイドリアン・リム氏は、X1Studioとのパートナーシップに大きな期待を寄せています。「この提携は私たちがビジョンを再定義する助けになっています。ホスピタリティ、企業、教育、ビル分野に向けた革新的な製品とソリューションを共同で開発することで、地域社会に貢献する変革を実現できると信じています」と語りました。

今年後半には、新たなソリューションポートフォリオの発表が予定されており、さらなる国際市場への進出が見込まれています。X1StudioとihDの提携は、アジアを代表するIoTコンサルティング企業としての名声を確立するための重要な一歩となるでしょう。