長野市での水道の未来を考える新プロジェクト
横浜ウォーター株式会社が国土交通省の支援のもと、長野県立大学及び長野市上下水道局と協力し、「長野市の水循環や水道の将来のために今必要なことを考える」取組みをスタートしました。このプロジェクトは、地元の水道の未来に関する問題を掘り下げ、具体的な解決策を模索するものです。
プロジェクトの背景
近年、水道に関する問題が全国で取り上げられる中、長野市でも水の供給と管理の重要性がますます高まっています。そこで、専門家の協力を得て、実践的なアプローチで水道の未来を考えることが必要だとの考えがこのプロジェクトの始動を促しました。
プロジェクトの概要
本プロジェクトでは、以下のような活動が展開されています:
- - 講義と見学: 長野県立大学の秋葉芳江教授による「キュレーター概論」の講義が行われ、その中で参加者は長野市内の上下水道施設を見学し、実際の水道事業を学びます。これにより、理論と実践を結びつける狙いがあります。
- - メタバースを活用: 参加者は、メタバース空間での事前学習を通じて、未来の水道に対する理解を深めます。デジタル技術を駆使した教育手法によって、参加者はより新しい視点で水道の課題に取り組むことが期待されています。
- - 議論による解決策の模索: 九州大学から岡本剛准教授にアドバイザーとして参加いただき、未来志向での社会課題解決を目的とした「フューチャー・デザイン」ワークショップが行われます。これにより、多様な視点から水道問題の解決策を見出す場とします。
今後の展望
- - 水道施設の見学は既に2024年12月14日(土)に実施されました。
- - メタバースでの学習は2025年1月8日(水)まで継続され、その後の議論は同日に長野県立大学内で行われる予定です。
- - このプロジェクトは来年度も継続し、さらなる成果を目指します。教育関係者や水道関連団体で興味のある方々は、ぜひこの機会に参画してください。
お問い合わせ
プロジェクトに関するお問い合わせは、横浜ウォーター株式会社のプロジェクト統括部までご連絡ください。担当は久保田です。連絡先メールアドレスは、
[email protected]です。水環境の未来に一緒に取り組んでみませんか?