CASHIにて現代アートの祭典、二人展「sandbox」を開催！

CASHIで行われる二人展「sandbox」

2024年9月6日（金）から9月28日（土）まで、東京のアートギャラリーCASHIで、現代アーティストの國分莉佐子と齋藤鷹の二人展「sandbox」が開催されます。

この展示のタイトル「sandbox」は、直訳すると「砂場」を意味し、IT業界では新しい機能やプログラムの検証に使われる隔離された開発環境を示す言葉です。また、ゲームにおいては、プレイヤーが自由に行動できるサンドボックスゲームを想起させます。このように、自由でクリエイティブな発表の場を提供する意図が込められています。

国分莉佐子の作品

國分莉佐子は、1999年生まれの若手アーティストで、ノスタルジックな日常をテーマにした作品が特徴です。彼女は、子ども時代から親しんできたゲームのイメージを抽象的な形で表現し、鮮やかな色彩で仕上げています。彼女の初個展では映像に挑戦するなど、常に新しい表現技法を探求しています。特に、沖縄で採取したシーグラスや貝を支持体に用いたドローイングでは、独自の視点で作品を作り出しています。

齋藤鷹の作品

一方、齋藤鷹は、自然のモチーフを描くことに特化した2001年生まれのアーティストです。彼の作品は、植物や昆虫、動物といった自然をテーマにし、無垢な世界観を引き出すことで知られています。最近では、その独特な色彩感覚と表現力が評価され、SNSでも多くの支持を集めています。今回の展示では、彼自身が用意した変形の支持体によって新しい表現に挑戦する予定です。