東芝テックのTR-QT3が2025年度グッドデザイン賞を受賞
東芝テック株式会社がこの度、レシートプリンタ「TR-QT3」(FLEXPrint)が2025年度グッドデザイン賞(GOOD DESIGN AWARD 2025)を受賞したと発表しました。この受賞は、同社の技術革新とデザインへのこだわりを示す重要な成果です。受賞作品は、2025年11月1日から5日まで東京ミッドタウンで開催される受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」にて展示される予定です。
TR-QT3のデザインと性能
TR-QT3は、店舗におけるレジ周りの省スペース化を図るためにコンパクトなサイズに設計され、高速かつ高品質な印字が特徴です。また、排紙方向を選べる柔軟性もあり、業種を問わず幅広く利用されています。前機種に比べて約20%も専有面積を削減し、印字速度は約1.3倍へと向上しました。このように、効率性を重視した設計を採用しつつ、店舗スタッフと消費者の両方から美しく見えることを意識した洗練された外観が特徴です。
昨今の流通・小売業におけるニーズ
流通業や小売業が直面するさまざまな課題に対して、東芝テックは最適なソリューションを提供していくことを目指しています。TR-QT3は、会計方式や設置環境の多様化に対応して設計されており、上排紙・前排紙が選べることで、様々な店舗のニーズに応えることが可能です。特に、キューブ型のデザインや視認性の高い排紙口、直感的な操作ボタンは、有人及びセルフレジに自然に溶け込むよう工夫されています。
審査員からの評価
グッドデザイン賞の審査員からは、「TR-QT3」が魅力的で機能的なデザインとして高く評価されています。具体的には、高精細な印字性能と堅牢な構造が優れていることが指摘され、清掃性や安全性にも配慮されています。そのため、長期間にわたって美しさを保ちながら利用できる点が特に評価されています。
デザインの特長
- - 親しみやすい形: シンプルな角丸キューブ形状で、多様な店舗インテリアに馴染むデザイン。
- - 排紙の視認性: レシートの排出口が見やすく、どの方向でもスムーズにレシートを受け取れる工夫がされています。
- - メンテナンスのしやすさ: レシートロール紙の補充用オープンボタンは、スタッフが簡単に操作できるデザインとなっています。
このTR-QT3は、店舗運営の効率化を支援し、さらに流通業界におけるニーズにも応えていく製品と言えるでしょう。今後も、東芝テックのさらなる取り組みに注目したいですね。