JICA留学生が大阪の中小企業との共創に挑む万博イベント
JICA留学生が大阪の中小企業と共に未来を創造
2025年、大阪で開催される万博に向けて、独立行政法人国際協力機構（JICA）と公益財団法人太平洋人材交流センター（PREX）が共催するプログラムが始まります。この取り組みは、JICA留学生が大阪の中小企業との交流を通じて得た知見を、国内外に発信することを目的としています。
JICA留学生とは？
JICA留学生は、主に途上国から来た行政官や研究者、企業関係者で、日本の大学で修士または博士課程を学ぶ研修員です。彼らは関西地方の各大学で学び、約300名が在籍しています。JICA留学生の多様なバックグラウンドと視点が、万博への参加において新たな価値を生むことが期待されています。
プログラムの概要
事前学習（2025年8月5日）
イベントの第一歩として、万博や持続可能な社会開発に関する基礎知識を学ぶ事前学習が行われます。このセッションでは、大阪の中小企業の特性や強みについても深掘りします。
企業視察（2025年8月6日）
学びを実践に移すため、JICA留学生は府内の中小企業を視察します。この視察では、各企業が万博への出展準備にどのように取り組んでいるのかを直接学ぶことができます。
万博視察（2025年9月17日）
企業視察に続き、JICA留学生は「リボーンチャレンジ」と呼ばれる大阪のヘルスケアパビリオンを含む万博の各パビリオンを訪れます。この視察を通じて、万博が抱えるテーマや課題についての理解を深めます。
報告会（2025年10月10日）
プログラムの締めくくりとして、各グループは企業視察と万博視察で得た学びや気づきを共有する報告会を開催します。この場では、留学生が持つ未来の社会に対するビジョンが展開されます。
結びに
このプログラムは、ただ留学生が学ぶだけでなく、彼らと企業が共に「未来」を「共創」する機会です。持続可能な社会の実現に向け、JICA留学生の視点を活かした新たな試みが期待されます。大阪の中小企業と留学生が共に掛け合うことで、国際的な視野から見たビジネスの在り方や社会の在り方を模索することができるでしょう。
この取り組みを通じて、大阪における国際交流の促進と経済の発展がより一層加速されることが期待されています。
会社情報
- 会社名
- 公益財団法人太平洋人材交流センター
- 住所
- 大阪府大阪市天王寺区上本町大阪国際交流センター
- 電話番号
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