ファナティクス・ジャパンの挑戦
2018-01-09 13:00:40
新たな挑戦!ファナティクス・ジャパン設立とスポーツビジネスの未来
ファナティクス・ジャパンの設立については、アメリカのオフィシャルライセンススポーツマーチャンダイズのリーダーであるファナティクス社が日本市場に本格的に参加することを宣言したものです。2018年1月1日、ファナティクス・ジャパン合同会社が設立され、マネジングディレクターにはリテールとマーケティングの専門家である川名正憲氏が就任しました。東京を拠点とする同社は、すでに日本市場に存在していたスポーツアパレルブランド「マジェスティック」の子会社として、その基盤を生かしつつ、アジア全体での事業展開を進めています。
ファナティクスは、MLB、NFL、NBA、NCAAといった米国の主要スポーツリーグや、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードといった欧州のサッカークラブの公式商品を手がけており、その広範な国際的パートナーシップが特徴です。ファナティクス・ジャパンの設立により、これらの大手ブランドからのライセンススポーツ商品が日本市場でより身近に楽しめるようになることを目指しています。
ファナティクスは革新的なビジネスモデル「V-Commerce」を採用しており、企画から製造、販売までを一貫して行うことを実現しています。これにより、スポーツの「瞬間」に対応したメモリアルグッズなどを迅速に市場に提供することが可能であり、ファンのニーズに応えるべく進化を続けています。たとえば、優勝した直後にチャンピオンTシャツを即座に購入できるような体験が提供されることを目指しています。
ここ数年、ファナティクスは全世界のスポーツチームやイベントとのパートナーシップを強化し、オンラインストアや実店舗での革新的なアプローチを通じて多様な商品ラインを展開しています。ニューヨークのNBAオフィシャルストアをはじめ、35以上のプロチームや大学チームの店舗を運営し、MLBオールスターゲームやWBCといった重要なイベントでもその存在感を示しています。
川名氏はファナティクス・ジャパン設立について、「これまで築き上げてきたライセンススポーツアパレルビジネスの革新をさらに強化できる」と自信を示し、スポーツコンテンツやブランドの可能性を広げるチャンスが来ていることを嬉しく思っています。また、ファナティクス・インターナショナルのスティーブ・デイビス氏も、「地域に根ざし、強い存在感を確立することが重要である」と強調しており、日本市場への本格的な取り組みを期待しています。
新しい拠点としてのファナティクス・ジャパンは、日本を含むアジア全体でのスポーツビジネスの成長をリードし、ファンにとって魅力的な商品を提供することで、スポーツと楽しみを結びつける役割を果たしていくことでしょう。この動きにより、ファンが求める商品や体験がより身近になることが期待されており、ファナティクスが今後どのような展開を見せるのか、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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ファナティクス・ジャパン合同会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門3-8-21虎ノ門33森ビル8F
- 電話番号
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