福岡県みやま市で味わう、なす収穫と味噌作りの至福体験ツアー

みやま市で楽しむ、なす収穫と味噌仕込み体験ツアー

農業が盛んな福岡県の小さな町、みやま市で特別な体験ができるツアーが開催されます。これは、九州旅客鉄道株式会社が企画した「なすの味わい再発見！みやま市なす収穫と手作り味噌仕込み体験ツアー」です。

みやま市のなすの魅力

みやま市は福岡県内でも有数のなすの産地で、農業協同組合「JAみなみ筑後」がある地域です。ここでは、1995年に設立された「JAみなみ筑後瀬高なす部会」があり、その作付面積は49ヘクタールに及びます。部会の会員は201名おり、「博多なす」として知られるこの地域のなすは品質が高く、さまざまな賞を受賞してきました。特に瀬高なすは、日本農業大賞や農林水産祭での受賞歴もある自慢のブランドです。

ツアーの詳細

体験日は2025年1月18日（土）、日帰りのツアーです。出発は博多駅から始まり、筑後船小屋駅を通ってみやま市へ向かいます。参加費用は大人8,800円、子ども（小学生）6,000円で、幼児は無料で参加できますが、体験を希望する場合は別途料金が必要です。

ツアーに含まれるものは、JR券代、貸切バス代、昼食、なす収穫体験料、味噌仕込み体験料、さらには羊羹やぜんざいの代金も含まれています。最小催行人数は20名で、朝食はなく昼食はみやま市の新鮮な食材を使用したカフェで楽しめます。

体験内容

ツアーのハイライトは、収穫した新鮮ななすを農家さん自慢の方法で試食することです。そして、皆さんはお一人様6本のなすをお持ち帰りいただけます（子どもは3本）。もう一つの魅力は、マルヱ醤油株式会社で行う手作り味噌の仕込み体験です。ここでは、一級味噌製造技能士の資格を持つ職人が指導してくれるので、本格的な味噌作りを学ぶことができます。自分が仕込んだ味噌は、約1kgを自宅に持ち帰ることができ、30日～45日後には完成します。

ツアーでは、さらにみやま市名産の羊羹やぜんざいも楽しめ、その土地ならではの味覚を満喫できます。