介護と仕事の両立
2020-03-26 11:03:21

介護と仕事の両立を支える新たなプラットフォームが誕生

介護と仕事の両立を支える新たなプラットフォームが誕生



日本は超高齢社会を迎え、2025年問題が現実味を帯びています。この状況において、「仕事と介護の両立」は多くの人々にとっての重要な課題となっています。そんな中、株式会社and familyはファイナンシャルプランナー(FP)を提供するFPサテライト株式会社と手を組み、「仕事と介護の両立」を支援するプラットフォームの設立を発表しました。

業務提携の背景



2007年に「超高齢社会」に突入した日本は、急速に高齢化が進んでおり、2025年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となります。この背景には平均寿命と健康寿命の間に約10年のギャップが存在し、従って、多くの家庭が「介護」を必要とする状況に直面しています。そのため、「介護」が求められる時期に働き盛りの40代が直面する「働き続けられない不安」は高まっています。

「仕事と介護の両立」は、個々の従業員にとって重要であるだけでなく、その周囲の同僚や企業、さらには国家にとっても不可欠です。しかし、本来必要とされる制度や相談の場が整っていない現実が見えます。そこで、両社は「介護」に関する不安を見える化し、それを解決するためのソリューションを提供することで、両立の実現を目指すことになりました。

提携によって可能になること



業務提携によって、従業員の「介護」に関する不安を具体的な相談へと導くことで、早期の準備が可能になります。特に「お金」に関する相談が焦点となることで、企業は従業員の急な離職リスクを低減できるというメリットが得られます。専門家からのアドバイスにより、具体的な資金計画を立てることが可能となります。

今後の展開



今後、and familyは以下の4つの支援を通じて「仕事と介護の両立」を実現します。
1. 調査: 職場診断ツールを用いて従業員の状況を把握する。
2. 研修: 介護、お金、キャリアに関する研修を提供する。
3. 相談窓口: 専門家による介護、お金、キャリアの相談窓口を設ける。
4. 環境整備: 各種制度づくりの支援を行い、職場環境を整える。

これにより、各専門分野のパートナーと共にクライアントのサポートを強化し、従業員が安心して働ける職場を創出します。

「けあとの遭遇®ワークショップ」



企業の約9割が「介護と仕事の両立」に対する不安を抱えています。特に、制度への興味が低かったり、介護の相談がしにくい職場環境がその要因です。そこで、and familyでは「けあとの遭遇®」というビジネスゲーム型研修を実施します。この研修により、介護の影響を疑似体験し、職場内での理解を深めることが目指されます。これによって、共同の理解が生まれ、「ジブンゴト」としての意識が高まることで、より効果的なチームビルディングが可能になります。

便利な福利厚生サービス



FPサテライトが提供する『おかねの保健室』は、従業員のライフプランに寄り添ったお金に関する相談窓口です。このサービスを通じて、企業は従業員の介護に関する不安や、将来への心配を軽減し、安心して働ける環境を整えます。また、『仕事と介護の両立相談窓口』を設け、経済的な面でも支援していきます。これにより、企業の競争力を高めつつ、従業員にも安心感を提供する取り組みが期待されています。

まとめ



介護と仕事の両立は今後ますます重要なテーマとなります。株式会社and familyとFPサテライトの業務提携によって、これまで以上に多くの家庭や企業が安心して「介護」を考えることができるようになるでしょう。新たな取り組みを通じて、より良い職場環境の構築へ向けて前進していく姿勢に注目です。

会社情報

会社名
株式会社and family
住所
東京都中央区日本橋小網町8-2
電話番号
050-5217-2143

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